暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
エドラス編
アースランド
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も、シャルルが可哀想だしな」
「・・・それもそうですね・・・」

俺はグレイさんの言うことにうなずく。確かに・・・俺もシャルルを見つけて注意しようと思ってたしな・・・いっぱいの人に注意されちゃうとなんか面白くないと俺も思うし・・・ここはウェンディに任せるか。

「こっち来いよ。一緒に飯でも食ってウェンディたちを待とうぜ!」

グレイさんはそういって俺の手を引っ張っていく。気づくとルーシィさんもそちらに移動していたみたいで俺もそこに加わって話をする。

「雨やまないな〜」
「ねぇ」
「結構降ってますね」
「ププーン」
「ジュビアのせいじゃないと思う」
「誰もそんなこと言ってねぇよ」

俺たちは窓から見える景色を見て、そんな話をする。そういえばジュビアさんって昔は雨女だったそうですね。でもグレイさんに恋したら直ったとか・・・愛の力ってすごい!

「くがーごがー」
「いつまで寝てんだナツ!」

ナツさんはさっきからずっと寝っぱなしだ・・・相当眠たいのかな?何かあったのか?

「顔に落書きしちまおうぜ!!」
「うわぁ・・・子どもの発想・・・」

そういってグレイさんは立ち上がるとペンを片手にナツさんの顔に落書きを始める・・・どうなっても知りませんからね〜。























一方、シャルルを追いかけていったウェンディは・・・第三者side

「シャルル〜!!セシリー!!」

ウェンディは二人を探してマグノリアの街を歩いている・・・しかし、なかなか二人は見つからない。

「シャルル〜!セシリー!どこなの〜!?あ・・・」


ウェンディがなおも叫ぶと、前から二つの小さな影が歩いてくるのを見つける。そう、シャルルとセシリーである。ウェンディは二人に素早く駆け寄る。

「シャルル!セシリー!やっと見つけた」
「ウェンディ〜!!」
「あんた、傘もささずに風邪引くわよ」
「シャルルたちもでしょ?」

ウェンディは二人の前にしゃがみ目線を合わせる。

「シャルル!私たち、ギルドに入ってそんなにたってないんだから、もっとみんなと仲良くしないとダメだと思うの」
「必要ないわよ」
「しゃ・・・シャルル〜・・・」

ウェンディがシャルルに言うが、シャルルは腕を組み興味なさそうにいう。
ウェンディはそんなシャルルを頬膨らませながら見る。

「あんたたちがいれば、私はいいの」
「もう・・・またそう言うことばかり・・・ん?」
「なに〜?」

ウェンディはシャルルに向けていた視線を別のところに移す。シャルルとセシリーもそちらに視線を移すとそこには覆面を纏い、背中に杖を持った男がこちらに歩いてくるのが見える。


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