第21章 伝説を持つ者。
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洞窟に存在する古龍は、倒れた。
突如、慶の提案により、勝負することになった一向。
「洞窟の近くにそんなもん有ったかなぁ。」
「え?」
「慶の言う決闘に、相応しい場所が検討が着かなくて」
流星は思いつかないようだが、秦はなんだかどこだか察しているような気がする。
「慶、どこに案内する気だ?」
「・・・・ああ、秦ならわかるんじゃないかな。あの草原だよ。」
「草原、昔遊んだあの場所か。」
「ああ。」
秦は、昔遊んだあの場所がと決闘場だと察していたようだ。
そうこうしているうち、洞窟から出た。
「草原はどこだ?」
「すぐ近く。」
「草原なんて有ったかなぁ。」
と隼人は言った。
「隼人は知らないかもな。」
「決闘はここだ。」
案内されたのは、昔かつては秦と飛鳥、慶が遊んだ地。
「竜とレイだっけ。準備できているならやれるぞ。」
「俺は、できている。レイの方は?」
「私も大丈夫よ。」
「お前たちは下がってくれ。」
「わかった。」
慶vsレイと秦の戦いが始まる。
「ルールは?」
「ルールは簡単さ。相手が倒れたら勝ち。」
「一つ聞くが。」
「何だ?」
「なぜ武器を持つ者同士戦う必要があるんだ?」
「だって、強い武器持ってんだろ?ならその武器の性能見極めないと。」
「そうか。ならこちらも全力で戦う。いいな?」
「私も、やるからにはやるわよ。覚悟しなさい」
「かかってこい。二人まとめて相手してやるよ。」
・・・二人は向い合せで戦う。
「では、始めるぞ。」
竜は、剣。 レイはボーガンを構える。 慶は、長槍を。それぞれ構える。
「お前が、行かないならこっちからいくぞ。」
竜は、すばやく切り込む。
「これくらい。(素早く避ける)」
「よそ見しないで。(ボーガンを振り回す)」
「危なね。(ジャンプして避ける)」
「すごい身体能力だ。慶にこんな機敏に動くとは。」
秦は、その身体能力の高さに驚いた。いつのまに・・。
「そりゃ、ステラ様の手下だから。鍛えられているからな。」
お互いの攻防が続く。
「これが、持つもの同士の戦い・・・。」
「レイ、ちょっといいか。」
「ん?」
竜に考えがあるようだ。
「どうした?もう終わりか。」
「回り込んで、俺が剣で回り込む。その隙にボーガンで真ん中足をくじけ」
とレイに耳打ちでいう竜。
「行くぞ。」
「たあああああぁ!剣で回りこむ。」」
「おっと(ひょいと交す)。」
「てぃ!(ボーガンで充てる)」
「・・(バランス崩す)やるな
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