第二章 世界からの逃亡者三人。
09.なんだ、ステルスって微妙だね
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機能を知らしめるためミサイル切り落とさせるのはやり過ぎたしねー、ムキになりすぎちゃったよ」
「へー、そうなんですか。若気の至りですね」
パフォーマンスのためにミサイルを切り落とさせるなんてムキになったからってやることではないけどね。
「逃走のために樹海に入るかーくんには言われたくないね、それに束さんはまだ若いよ!」
「あれ?口に出てましたか。まあ若気の至りと徹夜のテンションのせいです、後者はノーコメントで」
「出てたよ…ノーコメントってなんだよ、まだピチピチなんだぞー」
「ピチピチ(笑)」
「ピチピチ かっこ開き わらい かっこ閉じ とかわざわざ口に出して言うなー!」
「あれ?口に出てましたか?」
「思いっきり出てたよ!寧ろ目を合わせながらこれ以上なくはっきりと話してたよ!」
あるぇーオカシイナーこころにもないことがくちからでちゃったなー…あれそもそも何の話してたかな。えーと…んー?
「ウェイパーって万能ですよね」
「だから何の話!?」
「いや何の話してたか忘れたんで取り敢えず適当にあたりつけてみました」
「素直になに話してたか聞こうよ…ISの使用方法について話してたよ」
「ああ、そうでしたそうでした。ミサイル切り落とさせるパフォーマンスでしたね、それ間違いなく戦闘用って言ってるようなもんですね」
「だよねー。そんなものお前みたいな小娘につくれるか!って言われてついついやっちゃったぜ」
「やっちゃったぜの規模がおかしい、そのままの意味で天災すぎる」
「それほどでもあるかな!まあ結果的にISの機能は証明できたけどそれは現在存在する兵器を上回る兵器って形になっちゃったんだけどね」
まあそうだよね、ミサイル切り落とすとか漫画の世界レベルだもん。それを生で見たら大人たちは兵器として捉えちゃうよね、夢もロマンもない話だけど。合体とか見てみたいものだ。
「でも海で戦闘してるIS見たとき心の中でバルス唱えたら1機IS落ちましたけどね」
「へ?…えっ!?それどうい」
「あ、そういえばこのラボ小さくお手軽サイズに出来るって言ってたけど何でですか?」
「えっ、え?いや、それは…」
なにをテンパっているのだろうかこの人は。
−−そう思ったところで何かブザーのような音が聞こえてきた。
「束様!ラボに2機のISが向かってきています!」
「こういうことがあるからだよ、IS委員会から各国に企業。更には犯罪組織にも追われてるからね」
「ふむ、納得。でなして見つかったの?」
「んー、かーくんと人参ロケットで帰ってきたとき目視で確認されちゃったかなー。あとバルスの件あとで詳しく」
「あ、そうなんですか。なんか申し訳ないです。ええまたいつでも話しますよ」
「いいよ、いつも買い物とか行ったあと見つかること
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