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我輩は逃亡者である
第一章 ただいま逃亡中ぼっち。
05.l can fly! え、切符じゃ無理?
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睨み付けられているようで息子が少しシュンと萎縮しちゃったよ。

「しかし目線だけじゃなく雰囲気も冷たい感じだったけどドイツについて聞いたときには雰囲気が柔らかくなったなぁ。やっぱ自国が好きなのかな?」

アイスバインなんて豚肉を使うってことと名前だけ聞いたら冷凍されたままの豚肉しかイメージ湧かないけど…まあせっかくあんな綺麗な娘こにオススメされたんだ、機会があれば是非食べてみたいと思う。

−−さて、冷たい雰囲気の銀髪少女ラウラ・ボーデヴィッヒとの会話も切り抜けられたし海外にいく飛行機にはパスポートがないと乗れないことはわかったしどうするかなぁ。




▼▼▼▼


かなり喋る変な奴だったな。というのがカネシロカオルと言う男に対する感想だった。

「ふむ、2人目の男性操縦者に似ている気がしたのだが……やはり日本人の顔は見分けがつきにくいな」
他国の人間、私にとってはアジアの人間や黒人などは同じ顔に見えて仕方がない。まあカネシロはドイツに興味を持っていた、恐らくいい人間だろう。
しかし上代翔という男は何故逃亡しているのだろうか、国内中に指名手配されている状況で未だに逃げ続けているとは中々気骨のありそうな奴だが
−−ISだって操縦者出来るのだ、自分で発見した際には私達の部隊シュヴァルツェ・ハーゼへと勧誘してみたかったのだが…そう思って顔が似ていると思い話しかけた人間は別人であった。彼は何か必死になっているようでもあったが。

「上手くいかないものだ…まあいい。今の私の目標は織斑教官をドイツへと連れ戻し教官の威光を傷つけた織斑一夏を完膚無きまで叩きのめすことだ……!」
待っていろよ織斑一夏……!










「ハックションッ!」
「わっ、一夏どうしたの。風邪でも引いた?」
「いや大丈夫だシャルル。ハハッ、誰かに噂でもされたのかもな」
いきなりくしゃみが出たせいで同室の同じ男の操縦者であるシャルルに心配される…そう男なのだ!
いやー本当に3人目があったまま見つかるとは思わなかった。これはもしかしたらもっと増えることもあり得るのではないだろうか?

「あはは、そうかもね。一夏は有名人だし」
「あーそうだな、俺も上代翔もテレビとかでかなり出されてたからな…はぁ、俺もシャルルみたいにこっそりとやってほしかったぜ」
「は、はは。そ、そうだね」
ん、シャルルの反応が少し変だがどうしたのだろうか。男性IS操縦者としてテレビにでも出て有名になりたかったのだろうか?いいことなんてないんだけどなぁ。
あーあ、男だけで中学のとき…弾や数馬たちと遊んでたときみたいに騒ぎたいぜ。シャルルも入学したんだ、上代翔も入学して3人で遊べたらなと思うこの頃だ。




−−このとき織斑一夏は知ら
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