第一章 ただいま逃亡中ぼっち。
04.知らない天井だ、諦めるにはまだ早い
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けばいいのさ!何より警備員なんて呼ばれたら捕まってしまう!
プライド?ハハッ、犬にでも食べさせておきなさい。
−−ささ、また絡まれる前に買い物すましてトンズラこきますかね。
▽▽▽▽
結局あれから2人の妖怪厚化粧…ではなく奥様方に絡まれた。あれか?奴隷臭みたいなものでも漂ってるのだろうか…せめて美人なお姉さんに命令されるなら俺も報われるというものの…!まったく上手くいかない世の中だよ
「さて、空腹もいい加減限界を迎えているのでレゾナンスへ向かう途中見かけた食堂『五反田食堂』へとやってきました!」
「おめぇなに言ってんだ…?」
「いえいえ、親父さん野菜炒め定食1つ!」
「おう」
チラッと店内を視てみたが貼り紙はないようだ、まさかラーメン屋だけに貼ってるとかないよね?まあこれで落ち着いて食べられるしよかったよかった。
ただ久々のご飯なのでさっきから腹の虫がもううるさくてしかたない…炒めものをつくるジュウジュウなってる音がさらに空腹をさそ「…ところで坊主」
「…なんですか?」
あれこれデシャヴュ…冷や汗がとまらない、外食するたびに通報されるっていうのか!−−これは不味い気がするけど腹へって動けないよ、上代翔の冒険の書はここで終わると言うのか…!既に一回捕まったし一度コンティニューしたようなもんだけどされ
「いや、やっぱなんでもねぇよ。ほら野菜炒め定食だ。」
「お、おお!いただきます!」
よかった!この親父さん凄くいい人だよ、野菜炒めも美味しいし!
「ぷっはー、ご馳走さまでした!お代ここおいときます!」
「おう毎度!」
食った食った、これでまた元気に逃げられる。今度からはちょっとした非常食くらい買っておこうか…いやいやそんなにいつも遭難してたまるか。しかし念には念をというし…
その頃上代翔が出ていった五反田食堂では親父さん…もといこの店の店主である五反田厳は
「あいつどう見ても学生だったがこんな時間から…いや若いうちには色々あるわな」
と言っていたとか言ってなかったとか。
▼▼▼▼
その数時間前クラス代表対抗戦が行われていたIS学園では…
何だアイツは!一夏と鈴音が対抗戦を行っていた最中に所属不明のISが乱入してきた上にアリーナがハッキングされた。
『織斑先生!』
「山田君か!現在クラス代表対抗戦中に所属不明のISが乱入してきた。アリーナの生徒の避難を進めているがアリーナ自体にハッキングをされているせいで避難がまともにできない状況だ!それと上代翔はどうした?」
山田君から通信が入った…上代翔を見つけて連れ帰ったようだが姿が見えない。
『上代君は意識がなかったので保健室に寝かせてきました!栄養失調に近い
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