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我輩は逃亡者である
第一章 ただいま逃亡中ぼっち。
03.苦いヤバいお迎えが見えるよ?
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ければなりませんね!私は先生ですし!

「何はともあれまずは上代君を見つけなければなりませんね……あっ、あれは!?」
か、上代君が

−−危機迫った表情で草を食べてます!食べてると言うか貪って……ああ!?吐いて倒れました!?

「い、いい、急いで助けないと!」
今助けますね上代君!





▼▼▼▼



千冬姉から教えてもらったがISでの上代翔の救助が許可されて今日山田先生が捜索にいってくれてるらしい……ようやく会えるのか楽しみだなぁ。

「……か!一夏!ちょっと聞いてんの!?」
おっと……下に目を向けるとつい最近転校してきたばかりの鈴がいた。考え事をしていて話を聞いてなかったな。

「いや、すまん。ちょっと考え事をしてた、なんだ?」
「だから約束よ!小学校の時にした約束を覚えてるのか聞いてるのよ!」
む……小学校のときの約束といえば、あれか?酢豚が上達したら毎日食べさせてくれるっていう……
「そ、そうそれよ!ちゃんと覚えてるじゃない!」
「いや、覚えてるんだがあれってどういうことなんだ……?」
「え…?…」
いくら上達しても毎日酢豚を食べてたら流石に飽きが来そうなんだが

「えっと。それは…その……」
どうした、顔が赤いけど……あっそうだ!
「そんなことより鈴!前に見つかってから消息不明になってた男性操縦者の上代翔が遂に見つかったんだ!それで今山田先生が迎えに言ってるんだけど楽しみだなぁ、どんなやつか気にならないか?……鈴?」
鈴がプルプル震えてるぞ?どうしたんだ

「わた…しとの、約束が、そんなこと、ですってぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「うわぁ!?お、落ち着け鈴!」
「これが落ち着いてられるか!忘れっぽいあんたが約束を覚えててくれたから少しは期待したのに……うわぁぁぁぁん、対抗戦覚えてなさいよぉぉぉ!」
ちょ!?鈴!……泣きながら脱兎の如く去っていったぞ。
−−正直周りからの目線が凄く痛い。……はぁ、また期をみて謝るか。

それにしても上代翔はどんなやつだろう、早く会いたいものだ……
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