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地獄に落ちようとも
第一章
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いたりとかな」
「御前みたいな奴ってな」
「誰も好きにならないからな」
「金になればいいんだよ」
 だがエジリアーノは下品な声で笑いつつこう返すだけだった。
「それこそな」
「金になればか」
「それでか」
「いいのかよ」
「どんな嘘の記事を書いても」
「嘘を書いても読まれれば金になるだろ」
 これがエジリアーノの持論だった。
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