もう一つの運命編
第11話 奪還
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ない。
よかった。安堵した途端に力が抜け、初瀬は近くの岩にもたれて座り込んだ。
思いのほか、ロシュオとの戦いで負ったダメージは大きかったらしい。
「亮二さんッ!?」
「だ、いじょうぶ、だ。……ヘキサは」
巴はくしゃりと笑んで、ふり返った。
巴に抱き上げられて眠る碧沙は、初瀬も知る制服姿で、髪もプラチナブロンドでなくなっていた。
――巴も本懐を果たせたのだ。
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