無事着地成功!!・・・な訳ないか。
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これは・・・」
『どうした悟?何があった?』
「ん?ああ、近くにクラウスとオリヴィエに似た気配を感じた」
『覇王と聖王の餓鬼に似た気配?』
九喇嘛の言葉に頷いた。
「この流れだと、子孫か何かかなぁ?」
『あいつらの子孫か?なるほど、ずいぶん時が経ったな』
「・・・挨拶くらいはしていくか」
そう言って俺は気配の感じる場所に飛雷針クナイを投げて、飛雷針の術でその場所に跳んだ。
ー救助隊訓練所ー
そこではヴィヴィオとアインハルトが試合をしていた。
ヴィヴィオが突っ込み、アインハルトは迎撃しようとしていた。
だがその時、2人の間に
ヒュンッ ーーガキンッ!!
三ツ又のナイフが飛んできた。
「「!?」」
いきなりの出来事に二人は互いに距離をとった。
「試合中止!」
「皆、注意して!」
ノーヴェは試合を中止させて、ティアナは皆に辺りを警戒させた。
アインハルトもヴィヴィオも2人で背を会わせながら警戒態勢に入った。
そしてーーー
「ふむ、確かにオリヴィエとクラウスの面影があるな。しかしこれは・・・変化の類いか?身体を成人まで成長させているみたいだが」
2人の後ろから聞いたことがない男の声がした。
「「!!!?」」
突然のことに2人は飛び退き、そこから距離を取る。
そこにいたのはーー
黒い長髪で、赤くて三つ巴が入った右眼と紫色で螺旋模様の左眼をした、赤雲の模様がある黒いコートを着た青年がいた。
皆もそれに気付いて、彼を囲んで、デバイスを起動させて臨戦態勢に入った。
彼はそんな状況を気にせずに、アインハルトとヴィヴィオに向かって、
「初めまして、現代の覇王と聖王。俺の名は六道悟。かつてベルガの時代で魔王〔ペイン〕と呼ばれた者だ」
そう言って、自己紹介をした。
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