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EVANGELION ANIMA〜もう1つの可能性〜
四話 見知らぬ記憶
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周りの人達に自分を見てもらいたいが故にエヴァに乗って戦うことが生きがいになってしまったアスカ。
シンジのお陰で新たな『好き』という感情を持つことができたのにその直後に全て失ってしまったレイ。
子供達の心を壊した使徒…そして自分を含めた大人。
これ以上子供に頼ることはできない。

「葛城さん、僕は葛城さんの意見に賛成します」
「俺もです。今まで子供達に頼りすぎてたんですから」
「私もです。これ以上大人の喧嘩に子供達を巻き込みたくありません」
仲違いしていた三人の気持ちが一つになった。
「あなた達…よしっ今日の会議はここまでよ。後日正式な会議を本部全体で行うわ。色々と忙しくなりそうだからね」
部下の意見も聞き方入れておく方が良いだろう。
「それじゃあ解散…っとマヤは残って」
「?はい」
「「失礼しました」」
敬礼し退室する二人。
[ガチャン…]

「マヤこれを見て」
ミサトは卓上の端末を立ち上げる。
[カチカチカチ…]
映し出されたのは戦艦のようなものの設計図。
「なんですか?コレ」
「私が考えてる兵器の完成図よ」
しかも結構詳しく。
「…」
だが、マヤは不審に思った。技術専門でないミサトが独自でここまでの設計図を描けるわけがない。
「S2機関を利用すれば使徒でもゼーレでもかかってこい…まさに『神(リリスとかアダム)殺し』ヨ♪」
子供のように語るミサト。  
「何を言っているんです?葛城艦長…」
呆れたというような感じのマヤ。   
「あら?伊吹整備長私は本気よ」
ニヤニヤしながら言われてもなぁ…
「……でもメインエンジンは初号機じゃなくて四号機なんですね」
「初号機には劣るだろうけど仕方ないわよ…」
「ヴンダーモドキか…」

……………………ー沈黙



「「はぁ!?」」

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