竜からの宝物
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て、ドラゴンの方を向く。
「悪いドラゴンだと思ってて・・・ごめんね!私たち、もっともっといい村にするよー!!」
ヨシノちゃんはそういってたくさんの花を咲かせる。それはまるで、ドラゴンを着飾るようにたくさんの花がドラゴンを囲んだ。
「きっとナナル村はいいところになるね〜」
「これからますます・・・な」
セシリーと俺はそう話、その様子をしばらく眺めていた。すると
「あー!!」
「「「「!?」」」」
突然ルーシィさんが大声を出す。どうしたんですか!?
「もう汽車がでちゃう!これ逃したら今日中に帰れないわよ!!」
「マジか!?」
「いくぞウェンディ!!シリル!!」
「えっ!?」
「うわっ!!」
ナツさんに首を捕まれ走り出す。もうちょっと感動に浸らせてくださいよ!!
「あ!私たち、ヨシノちゃんちに荷物が・・・!!」
「そういえば!!」
ウェンディのウサギのカバンと俺の財布とか入ったバック!!ヨシノちゃんの家に置きっぱだ!!
「あきらめろ。めんどくせぇ」
「えぇ〜!?」
「いやですよ〜!!」
ナツさんのまさかの発言に涙目のウェンディとガッカリの俺・・・
するとその様子を見ていたヨシノちゃんは笑っていた。
「またね!!ウェンディ!シリル!ありがとー!!」
ヨシノちゃんたちは俺たちに笑顔で手を振ってくる。
「うん!またね!ヨシノちゃん!!」
「シユウさんとお幸せにな〜!!」
「ちょ!!シリル!!」
俺たちも笑顔で手を振り返す。俺の一言でヨシノちゃんは顔を赤くしていた。でもあの二人ならきっといい感じになると思うんだよなぁ。またいつか・・・会えるといいな
帰りの列車にて・・・
「よくやったな、シリル!ウェンディ!」
「お疲れ〜♪」
「これ食いな」
「わぁ!!」
「ありがとうございます!」
帰りの列車の中ではルーシィさんたちが用意してくれていたお菓子が俺たちの目の前にどんどん乗せられていく。それはもうびっくりするくらいの量が!!
「こいつら、ずっと心配だ心配だって騒いでたんだぜ!!」
「本当ですか!?」
グレイさんがエルザさんとルーシィさんを見ながらそう言う。そういえばこの間のオニバスの時もルーシィさんはめっちゃ心配してたな。結局足手まといで終わったけど・・・
「う・・・ウェンディ・・・酔い止めの魔法かけてくれ・・・」
「ナツさん!?」
「大丈夫ですか!?」
ナツさんは案の定乗り物酔いで顔を真っ白にしていた。まさかこっちに来るときもこんなんだったんじゃ・・・
ぎゅむ
「オイコラ・・・」
「こんなところで
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