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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
No.22嵐の如き戦い
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の動きを封じる。そこに向かって砂が飛んでくるがそれをヒマワリが弓矢で弾く。
「火遁・鳳仙火の術!!」
ヒマワリが火遁でひるませようとするも砂でガードされる。そしてその隙をついてヒマワリは一本の矢を放った。
「!?」
「・・・・パパお願い・・」
力尽きたのか倒れるヒマワリ。先ほどの矢は守鶴ではなくナルトに向かって放っていたのだ。その矢は先程までの炎の矢ではなく青いチャクラの矢、つまりヒマワリは自身のチャクラを全てナルトに渡したのだ。一気に膨れ上がるチャクラに呼応するように服のチャックが弾け額当ても吹き飛ぶ。だがナルトはそれに構うことなく我愛羅に向かって走っていく。そして我愛羅に到達し殴りかかるがすなにはばまれる。
「こん・・ちくしょうがぁぁぁぁ!!!!」
ナルトの渾身の頭突きが我愛羅に命中、それと同時に守鶴の体が崩れ去る。
(このガキ・・まるであの忍のようじゃな・・最後までこの戦いを見れんがまあ心配はないじゃろ・・)
口寄せの時間が切れ消えるブン太。背中にいたヒマワリもサクラがキャッチする。一方のナルトと我愛羅は互いににらみ合っていた。既に二人共立っているのがやっとだ。そして全ての決着をつけるため二人が互いに跳躍した。
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