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六道仙人の後継者は異世界の魔王!?
目覚めたらそこは知らない場所だった。って言うのはお約束だね?
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?」
《知らん。お主が封印を解く条件を満たせばよいのじゃ》
条件ってなに?
《それは教えない。つまらないからの。お、そうじゃ、これを持っていけ》
そうして貰ったのは巻物だった。
「これは?巻物の形をしているけど、違う」
《それはこの世界の住人が持っている〔デバイス〕という物じゃ。名前はお主が決めるがいい》
フム、名前ねぇ?・・・・・・・・よし。
「名前は〔カルラ・カルマ〕愛称は〔カルラ〕だ」
《よろしくお願いします。主》
よろしく。



《さて、それじゃあ行ってこい》
「いや、どうしたら行けるんですか?」
《いまから転移させて送る。んじゃ》
羽衣様はそう言って俺の服の襟首を掴み、投げる態勢に入った。
「え!?あっちょっ待って《行ってこい》オイーー!!?」
俺は月から投げ飛ばされた。

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