暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ラビリンス本土決戦
いざ敵地へ
第44話 6人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!
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 「お母さん。」
 「はっ。」
 「電話なんて。」
 「レミさんの家で話し合おうって。」
 「そうか。」
 「ラブ、トリニティの皆さん。集合する前にちょっと出るけど、時間が来たら先に行ってて。良いわね。」
 「ううん。」
 「はい。」
 圭太郎とあゆみは、あゆみのみ出発の荷物を持ってレミの家へ向かった。
 「ラブちゃん。」
 「はい。」
 「集合時間までそう時間は無いよ。」
 「まだ、言い残してることがあるなら、その人に会って来て。」

 すると

 「ミキタンから着信が。」
 「パカッ。」
 「もしもし、ミキタン。」
 「ラブ、ニュース見た。」
 「うん、見たよ。」
 「今、ブッキーと相談してたけど、一足先に行くよ。ママが両親レベルの皆と話し合いを行っているみたいだけど、そうこうしているうちに、ラビリンスは侵攻を進めているわ。」
 「ミキタン、その前に会いたい人いる。」
 「あっ。」
 「いるでしょ。」
 「和希よ。例の場所に待たせているわ。じゃああたし、出発準備するわ。」
 「うん。」
 通話を切られた。
 「何だって。」
 「祈里ちゃんが一足早く赤塚公園へ向かっているそうです。」
 「美希ちゃんは。」
 「私同様、どうしても会っておきたい人がいるの。」
 「こないな時に誰やねん。」
 「分かったわ。あたしの弟ね。美希ちゃんも弟君がいるからね。」
 「それでは準備して行きます。」
 「私たちトリニティも祈里ちゃん同様、先に公園へ行って待ってるからね。」
 「はい。」

 蒼乃家 レミの部屋

 「私たちもプリキュアだから娘も。」
 「そうか。これは伝承なのか。」
 「そう言う事ね。母として、娘と共に行かなくては。」
 「つまり君たちは、あの怪物たちの本拠地に乗り込むってことなのか。」
 「そうよ。」
 「仕方ないわ。」
 「もはや一刻の猶予もない。」
 「確かにテレビで見た。この国の侵攻も時間の問題だろう。」
 「じゃったら、はちゃく行こうよ。」
 「おや。」
 「こんな幼子まで。」
 「どうだろう。ここは一つ、子供たちの尊重してみては。」
 「子供たちの意志。」
 「そうです。見守ってやることも親の役目じゃないかって、思ったんですよ。」
 「そうね、後悔だけはさせたくないわ。」
 「だったら、私たちにできることは。」
 「うん。」
 「決まりでちゅ。」
 「まあっ、この子ったら。」
 「ハハハハハハハッ。」
 「パパたちるちゅばんね。」
 「また。」
 「ハハハハハハハッ。」

 赤塚公園 ダンスレッスン会場

 「祈里ちゃん。」
 「トリニティの皆さん。」
 「もうすぐ、マネージャーと師匠が手配した観光バス(貸
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