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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ラビリンス本土決戦
いざ敵地へ
第44話 6人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!
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いでしょ。」
 「話は聞いてるけど、本当に山吹さんがプリキュアだったなんて。どうしても行くのか。」
 「私たちが行かなくちゃならない。」
 「何で、もっと早くに話してくれなかったの。幼馴染みでしょ。」
 「わいが悪いんや。わいが内緒にしといてくれって言うたやさかい。」
 「ごめんなさい。でも、行かなくちゃ。世界の危機が迫ってるんだよ。」
 「必ず戻ってくるから心配しないで。」
 「それじゃあ、行って来ます。」
 すると、由美はピーチとチェリーの片腕を、麗子はベリーとキュアココの片腕を、健人はパインとメロンの腕をそれぞれ掴んだ。
 「ダメよ。行っちゃダメ。」
 「行かないで、美希ちゃん。」
 「麗子。」
 「山吹さんを危険な目に遭わせられません。」
 「健人君。」
 「あきらめるまでこの手を離さないから。」
 由美と麗子は涙目になってる。健人は男泣きし始めた。
 「わあーーん。」
 「あっ。」
 「うっ。」
 「あーーん。」
 6人の変身が解けてしまった。
 「プリキュアはん。」

 その後

 現実の世界でも例の配線端子らしきものが襲ってきた。しかも、真っ先に大国「アメリカ合衆国」を狙ってきた。まず、ニューヨークを狙い、首都ワシントンへ向けて伸ばして来た。

 ホワイトハウス内

 「我が名はバラック・オバマ。ラビリンス総統メビウス様が僕。」

 ラビリンス総統執務室

 「ガハハハハハハハッ。やったぞ。ついに、アメリカ大統領を管理・支配できたぞ。」

 スウィーツ王国ナノ研究所

 「しまった。アメリカを支配されたら、優秀な基本ソフトを奪われかねない。至急、マザーコンピュータの所在を突き止めるのだ。」
 「ハッ。」
 「絶対、マザーコンピュータに入った名簿を削除してやる。」

 フランス共和国首都パリ

 「うわあーーーーっ。」
 「キャアーーーーーーッ。」

 北アフリカエジプトアラブ共和国

 「プシュッ、ゴオーーーーーッ。」
 欧米中心に現実世界を襲い続けている。

 桃園家

 変身を解かれた6人の内、ラブが真っ直ぐ帰宅し。更に、荷物をまとめ出発準備を終えて向かってきたトリニティの3人が両親と一緒にリビングルームにいます。
 「ご覧ください。街が次々と。」
 「ピッ。」
 「信じられない光景が。」
 「ピッ。」
 「このような光景が、世界各地で起きています。」
 「ピッ。」
 「これが言ってた世界の危機なのか。」
 「間違いありません。」
 「じゃあ、いずれ日本も。」
 「うっ、ええっ。レミさんの所に。はい、今から行きます。それじゃ。」
 あゆみは、一般電話の通話を切った。
 「ママーーー、ママーーーッ。」
 「うっ。
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