第3話
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人「だから傘下にすると?」
帝「そうだ」
拓人「はっきり言うが、無理だろうな」
俺はハッキリと言う。
帝「それは何故かな?」
拓人「あの島には独立してるし、島に入れるのはウチの企業だけだな」
帝「ならば、君から社長や会長に交渉の席を設けてくれないか?」
拓人「断る。何でウチより小さい財閥の言うことを聞かないといけないんだ」
ヒューム「貴様!いい加減にしろ!!」
キレたヒュームが、俺に殴りかかる。当然セバスチャンとグレイフィアが止めるけどな。
拓人「・・・帝さんよ、お宅の執事が手を出す度に、あんたの財閥が打撃を受けるぞ?」
帝「それはないだろ?」
そう言い切った帝。なら、俺は束に連絡する。
拓人「束か?九鬼財閥の資産を5分の1減らせ」
携帯を切って数分後、後ろで待機してた執事に連絡が入る。電話に出ると、執事の表情が驚きに変わる。
「帝様・・・九鬼財閥の資産が、5分の1減りました。そして、九鬼が展開してる店舗などがドラビットに買収されました」
帝「何で今ドラビットが出てくるんだ!?」
拓人「だから言っただろ?」
『!?』
その言葉に、全員が驚く。
拓人「さてどうする?お前が俺に攻撃をする度に、九鬼財閥の資産が減っていくぞ♪」
ヒューム「・・・貴様!!」
拓人「弱い奴がガタガタ抜かすな。ミジンコ野郎が。次は殺すぞ」
俺は、ヒューム達を睨み付けた。あずみ以外は震えている。ヒュームや白髪の老人は冷や汗をかいていた。
拓人「もういいな。あずみ、帰ってこい」
あずみ「了解しました」
あずみが俺の後ろに待機したのを見て、九鬼英雄が驚く。
英雄「あ、あずみ!どういう事だ!!」
拓人「どうもこうもない。あずみは、元々ウチのメイドなんだよ」
英雄「なっ!?」
あずみ「申し訳ありません英雄様。いえ、九鬼英雄」
英雄「あ、あずみ・・・」
拓人「今頃、アイツ等も戻ってきてるだろ」
あずみ「はい。ステイシーと李も、既に脱退しています」
揚羽「ステイシーや李までもか!?」
拓人「残念だったな♪」
英雄「何故だあずみ!!あの時、我を助けただろう!!」
拓人「それはな英雄、俺が指示したんだよ。ステイシーもそうだ。わざと九鬼財閥に行かせて潜入させた。残念だったな金髪執事♪お前が招いたせいで、九鬼に大きなダメージだな♪ま〜、見抜けなかったお前が悪いがな。さて、話は終わった。セバスチャン、お帰りいただけ」
セバスチャン「かしこまりました。それでは皆様・・・」
セバスチャンとグレイフィアが俺から離れた瞬間、ヒュームが再び襲い掛かる。しかし・・・
拓人「バカの一つ覚
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