暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico20笑顔〜Reinforce Eins〜
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落ちること数回。ようやく最後の円状の浮輪を進んで、プールサイドへ「ゴール、ですぅ!」ピョンっと小さく跳んでゴールです。すると「やったじゃない、リイン」アリサさんや「すごい、すごい!」すずかさん、それに「見てたよ、リイン。よう頑張ったな」はやてちゃん、「ナイスファイト」ルシル君が褒めてくれて、アインス達も拍手でリインのゴールを迎えてくれたです。

「何度落ちようと諦めずに挑戦するお前は、本当に格好良かったぞ」

「アインス・・・。ありがとうです!」

アインスに頭を撫でてもらったです。それがとても嬉しかったですよ。

「みんな揃ったことだし。全コース制覇と行こうか!」

シャルさんが拳を振り上げると、アリシアさんを筆頭に「おおーーー!」他の皆さんも倣って拳を振り上げました。リインは初級でも大変でしたけど、皆さんがやるなら「お、おおーー、です」リインもやる気を見せるために拳を振り上げたです。

(やってやるです!)

†††Sideリイン⇒アインス†††

「――楽しかったなぁ」

レジャープール施設・ワクドキ☆ざぶ〜んで1日と遊び倒し、陽が傾き始めた今は家路に着いている最中。途中でなのは達と別れ、私たち八神家は家族だけで帰路を歩く。主はやての乗る車椅子を押し、「そうですね。楽しかったです」私は同意する。水泳とは全身の筋肉を使うために少々疲労が。その所為か酷く体が重く、そして眠い。

「リインも疲れて、お出かけバッグでぐっすりや。ふわぁ。・・・わたしもちょう眠くなってきてしもうたわ」

「はやてちゃん、眠ってもいいですよ。お夕飯は私たちが作りますから。ね、ルシル君、アインス」

「ああ、俺はそれでいいよ。というか、シャマルもアインスも休んでていいぞ。特にアインス。顔色が悪すぎだ」

私のすぐ隣を歩くルシルが私を見上げてそう言った。するとみんなが私へと振り向き、「ホンマや。調子悪いんやったら言わなアカンよ」主はやては心配そうなお顔で注意をし、「どんだけ遊んだんだよ、お前」ヴィータはからかうような口調だが表情はちゃんと、心配だ、と物語っている。

「アインス、車椅子は私が押そう。お前はザフィーラかフェンリルの背に乗せてもらえ」

「変身すればよいのか?」「変身しようか?」

人の姿を取っているザフィーラとフェンリルが私に振り向いてそう言ってくれたが、「いや、結構だ。ありがとう、シグナム。このまま私に任せてくれ」断り、私を案じてくれたシグナムには礼を言う。この程度の疲労で車椅子を押す役を降りるなど出来はしない。

「アインス。帰ったらシャマルに診てもらってな。シャマル、お願いな」

「はい、お任せを」

「世話になる」

「気にしないで。家族、でしょ♪」

ああ、私は本当に幸せ者
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