暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico20笑顔〜Reinforce Eins〜
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スさん達だ」そう声を掛けられました。振り向いてみると、「なのはさん、フェイトさん」のお2人でした。
「なのはとフェイトの2人だけ?」
「うん、そうだよ」
「私となのはも別々だったけど、さっき合流したんだ」
「お2人はこれからどこへ行くです?」
「アスレチックプールエリアに行こうって思って」
「いろんな浮輪を足場にした障害物コースっていうし、ちょっと制覇してみようかって。あとでみんなも来る予定だよ」
「アインスさん達も来ます?」
なのはさんからのお誘いです。リインはアインスとフェンリルを交互に見ます。2人は「どうしたい?」って、リインの答えを訊いてきたです。なのはさんとフェイトさんも「どうしようっか?」リインの目線に合うように屈んで訊いてくれました。
「えっと・・・、はい、ご一緒しますです♪」
お受けしました。すると、「決まりだね!」フェンリルとなのはさんとフェイトさんは笑顔を浮かべて、「では行こう」アインスも微笑んで、リインの背中をそっと押してくれたです。そして向かうはアスレチックプールエリア。プールには棒状・丸太状・円状・球状・四角状・三角状、いろんな浮輪が道を作ってます。
「あ、アリサ達もう来てる」
アリサさんとすずかさん、それにフェイトさんの使い魔のアルフさんが居て、すでにアスレチックプールに挑んでる最中でした。
「もう始めちゃってる」
「私たちも始めちゃおうっか」
「じゃ、初級コースからクリアして行こう」
フェンリルさんの号令にリイン達もそれぞれ応じて、いざ出陣です。アスレチックプールエリアは全長80m・前幅10mのコースが4種あるです。まずは初級コース。浮輪の種類は平たくて大きいものが多いですね。リインやヴィータちゃん程の背くらいの子供がたくさんチャレンジしてるです。ちなみにアリサさん達は中級ですね。
スタート地点に着くまでに順番を決めて、1番・なのはさん、2番・リイン、3番・フェイトさん、4番・アインス、5番・フェンリルになったです。
「1番・高町なのは、行ってきます!」
なのはさんがスタート。なのはさんが余裕で中間付近まで進んだのを確認して、「八神リインフォース・ツヴァイ、行くです!」リインのスタートなのです。最初は、表面が平たい棒状の浮輪がジグザグに並べられた道です。
「わっ、わわっ、ゆ、揺れるです・・・!」
想像以上にムズいです。面積が広いからと言って油断しました。別のコースの人が浮輪から落ちたことで生まれる波や、リイン自身が歩くたびに浮輪が揺れて生まれる波、前や後から来る人が起こす波で水面が常に揺れて、初級コースでもかなり大変です。でも負けません。これくらいクリアしますです。
「――もうちょっと、です・・・!」
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