第百六十三話 親
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うよりは“信じていた”と言う事。
2人でデジモン達の話をしてはその世界の想いを膨らませていった。
しかし、伊織の父親は死んでしまい、“独り”になってしまった。
大輔「なるほどな、及川って奴は、伊織の親父さんが死んでも、デジタルワールドに行きたいっていう夢を膨らませていったんだな」
ギンガ「でも、だからって他人を巻き込んでいい理由には絶対にならないよ!!」
正義の紋章を持つ彼女にとって、自分の夢のために子供達を利用した及川の所業は許せないのだろう。
ルカも落ち着かせるようにギンガの肩に手を置く。
ルカ「そうですね…及川さんという人の過去には同情しますが、ギンガの言う通り他人を巻き込んでいい理由にはなりませんよ」
大輔「ああ、分かっているよ」
一輝「しかし、問題はその及川って野郎がどこにいるかだ。」
クロアグモン[………]
ギンガ「クロアグモン?」
クロアグモン[…及川達の居場所は…俺なら分かるぞ]
ブイモン[本当か?]
クロアグモン[ああ、俺は元ダークタワーデジモンだったのだからな…]
自嘲するように言うクロアグモンにギンガはクロアグモンの頭をよしよしと撫でた。
大輔「分かった。じゃあクロアグモン、頼むよ」
クロアグモン[ああ、ふむ…あっちのようだな…]
クロアグモンの案内の元、子供達は及川達の捜索を開始した。
クロアグモンの案内に従い着いた先は人気のない森林であった。
そこには、多くの子供達が倒れていた。
しかも全員行方不明になっていた子供達である。
大輔「どうしてこんな所に子供達が…?」
ブイモン[全員気絶してる…]
?「おや?やっと来たのかな?随分と遅かったね」
フェイト「誰!?」
血色の悪い顔に、高い身長…。
威圧感のような、狂気を感じる男。
これが及川由紀夫。
ルカ「及川由紀夫さん…で、間違いありませんね?」
及川「そうだ。よく調べたと褒めてあげよう」
賢「…あなたはこの子供達に何をしたんだ?どうしてこんな数の子供達が気絶しているんだ?」
及川「なあに、暗黒の花を取ってあげたのさ。放っておいたら身体中から芽が出て暗黒の大樹になってしまう」
賢「暗黒の大樹?僕の時はそんなことには…」
及川「それは君のはオリジナルでこの子達に植え付けたのはコピーだからさ。適合しないのを無理やり植え付けたからね」
フレイモン[それをそいつらに移植したのか!!?]
及川「勿論強制じゃないよ。この子達の同意を得てやった」
クロアグモン[
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