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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第4章
停止教室のヴァンパイア
第88話 後輩できました!
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「だな」
そう言いながら、お互いに笑いあった後、扉を開けて、中に入る。
「よう」
「おう、明日夏。木場もお疲れさん」
「流石だね。もう、ギャスパー君と打ち解けてるなんて」
「ちょうどよかった!今、俺はギャスパーと話しながら、グレモリー眷属男子チームの連携を考えてたんだ!」
「へえー、それは興味があるね!」
「……あんまり期待しない方が良いぞ。大体想像がつく…」
「んだと、明日夏!だったら、聞いて驚け!まず、俺が溜めたパワーをギャスパーに譲渡する!そして、ギャスパーが時間を停める!」
「なるほど!それで?」
木場が期待に胸を膨らませていた。
「その間、俺は停止した女の子を触り放題だ!」
「……………」
イッセーの言葉に無言になる木場。
「……はぁ、んなこったろーと思った」
「……え〜と、それなら、僕の役目はいらないんじゃないかな…?」
俺は嘆息し、木場は苦笑いしながら言う。
「いや、俺がエッチな事をしてる間に敵が攻めて来るかもしれない!お前は禁手化(バランス・ブレイク)して、俺を守ってくれ!うん、完璧な連携だ!」
……どう言う状況だよそれ…?
「明日夏、お前もいざって時は…」
「……んな、アホな事に参戦するか、ボケ…」
「……イッセー君、僕はイッセー君の為なら、なんでもするけど、一度、真剣に今後の事を考えようよ?」
「うるっせぇッ、イケメン共!!そんな、哀れみの目で見るな!?お前らは良いさ!俺なんか目が合っただけで、毒が回るとか言われてんだぞ!?おおっと、お前なんで、また箱の中に入ってんだよ!」
いつの間にか、ギャスパーが段ボールに入っていた。
「すみません。人と話す時、この方が落ち着くんです。あ、大丈夫です。蓋は閉めないんで」
「……そう言う問題じゃねえだろ…」
打ち解けたっと言っても、重度に患った対人恐怖症はそうそう治らんか。
「ずっとこのままって訳にはいかないよ?封印も解かれたんだし」
「……でも…」
木場の言葉に俯いてしまうギャスパー。
「ああ、よし!せっかく、オカルト研究部の男子だけが勢揃いしてんだ。良い機会だから、男同士、肚を割って話そうぜ!」
唐突にイッセーがそんな事を言う。
今後の事で暗い雰囲気になり掛けたギャスパーを気遣い、今だけは楽しくさせようって事なんだろう。
「そうだな。それも良いかもな」
「そうだね」
俺と木場は同意する。
「あ、あのぉ…」
「今すぐ、出ろなんて無理強いはしねえよ。少しずつで良いんだ。徐々に外に出る事に慣れていこうぜ」
「は、はい!」
イッセーの言葉にギャスパーは強く頷く。
「よっしゃぁ、第一回『女子のこんなところが堪らなく大好きだ会』!まずは俺からだ!俺は真っ先におっぱいと脚を見るね!」
……そう言う話題にするのかよ…。
しかも、真っ
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