ブルーミストラル編
出発
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ますますワケわかんなくなっちゃうよ!!」
「何ー!?」
「シリルは方向音痴だからね〜・・・」
ウェンディも道があっているのか自信がないみたいだった。俺はウェンディに地図を見せてもらおうとしたが断られてしまう。しかしセシリーの奴失礼だな!俺は方向音痴じゃなくて道を曲がるタイミングを間違えているだけだ!!
「でも方角はあってるはずだもん!!」
そういって走り出すウェンディ。ちょっと!?
「待てウェンディ!!」
「走ると危ないわよ!!」
「僕追いかけてくる〜!!」
そういって翼を出してウェンディを追いかけるセシリー。あ・・・あれ?
「最初から空飛べよ!!」
「私たちに翼があるの忘れてたわ・・・」
シャルルは俺を掴んで空へと飛び立つ。それからウェンディとセシリーを追いかけていくと、徐々に木々がなくなっていく。
「あれ?もしかしてこれ・・・」
「出れるんじゃない!?」
俺たちはそのまま前に進んでいくと雑木林を抜け、崖へと出る。
その下には大きな村のようなものが見えていた。
「もしかしてあれが」
「ナナル村?」
「そうみたいだよ〜」
俺とシャルル、セシリーは見えている村を指さして話す。
「ほ・・・ほら!道間違ってなんかなかったでしょ!!」
「あんた迷ってたじゃ・・・」
「ごめんウェンディ!俺が悪かった!!」
「ウェンディが道を間違えるはずないよね〜!僕信じてた〜!!」
「あんたらねぇ・・・」
胸を張って言うウェンディとそれに手を合わせて謝る俺。セシリーはウェンディに飛び付いて言う。シャルルは俺とセシリーにあきれてたみたいだけど・・・目的地につけばいいんだよつけば!!
「さっそく降りてみよう!」
「だな」
俺たちはナナル村へと降りていく。
ナナル村にて・・・
「ねぇ見て!ロマンチックなところだね」
「あんた、迷ってたくせに・・・」
俺たちはナナル村へと到着して村の中に入ろうとしているところである。
「ここでどんな怪現象が起きているのかな?」
「あんまりめんどくさい奴じゃないといいな〜」
俺とセシリーはそんな会話をしている。ウェンディが村の中に入ろうとすると突然・・・
ドン
村の中から何かがウェンディを襲う。
「「「ウェンディ!!」」」
なんだ!?いったい何が!?俺はウェンディを襲ったものが飛んできた方を見るとそちらから手に魔力を込めている少女がこちらにジャンプしている。
まさかウェンディを攻撃するつもりか!?
「やらせるか!!」
「「「シリル!!」」」
俺は
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