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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
ブルーミストラル編
出発
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列車の中にて・・・

「切符なくすんじゃないわよ」
「わかってるってば!!」
「あれ〜?僕が切符なくしちゃった〜」
「マジかよ!?」

今は俺たちは目的地であるナナル村へと向かう列車に乗っている。その列車の中でウェンディは今回の依頼書を眺めている。

「ウェンディ、それ今回の依頼書?」
「うん!」
「どんな依頼なの〜?」

セシリーがウェンディに依頼の内容を聞く。実は俺も依頼の内容は知らなかったりする。ウェンディが「これ一緒に行こう!!」って言うのでついてきたのでこの依頼の内容はウェンディしか知らなかったりする。

「うん!依頼書にはこう書いてあるの![ナナル村のリュウといいます。村で起こっている怪現象を解決するため力を貸してください。ただし、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)にかぎる]って書いてあるの」
滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)にかぎる・・・か」

いったいなんでそんな魔導士の限定をしてるんだ?滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)限定ってことは普通に考えればドラゴンが何か関係してるんだろうけど・・・なんか引っ掛かるな・・・あれ?そういえば依頼人の名前、リュウって言うのか。リュウと竜・・・なんか関係があったりするのかな?

「そんなわけないか・・・」

たまたま依頼人の名前がリュウって言うだけで深い意味はないだろう。うん、きっとそうだ。

「怪現象って何かしらね?」
「怖い系だったらやだなぁ・・・」
「お化けとか〜?」
「怪現象って言うならそういうのもあるかもな。夜後ろを歩いていると、後ろから血まみれの・・・」
「やめてよシリル!夢に出てきそうだから!」
「冗談だよ冗談」

俺たちはナナル村の最寄りの駅に着くまでそんな話をして列車の中を過ごした・・・






















森の中にて・・・

ガサッガサッ

「お・・・おいウェンディ・・・」
「な・・・何?」

俺は少し前を歩いているウェンディに声をかける。ウェンディは少し息を乱しながら返事をする。

「これ・・・もう道ってレベルじゃないんだけど!?」
「どう考えても草の中を歩いてるよ〜!!」
「本当にこっちであってるの!?」

そう。セシリーの言う通り今、俺たちは草の中・・・というよりも雑草林のようなところを歩いている。まるで道なんかどこにもなくてただただ草を掻き分けて歩いている。

「あってるよ!!・・・たぶん・・・」
「なんで目をそらすのよ!?」
「ちょ!!不安になってきた!!地図を俺にも見せろ!!」
「ダメだよ!!シリルに地図なんか見せたら
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