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EVANGELION ANIMA〜もう1つの可能性〜
弍話 変わる世界(中)
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を搭載してる筈から気をつけて!」外見は、まったく同じだが、設計時と違う部分がある可能性は高い。余計な情報を流すのは、良くない。
「アスカ!今そこにケーブルを用意するから受け取って!」
生き残っている電源ケーブルを弍号機の近くに出す。


「これね」アスカは、ケーブルを背中の部分にさしこむ。
[ピィンッ]
赤色に染まっていたプラグ内のモニターが回復する。ケーブルと繋がっているため電源は、切れることがない。しかし、相手がS2機関を積んでいる以上油断はできない。
「………来た!」
空から降りてくる大型戦闘機。ジオフロントの天井ほどの高さまで降下して四号機をパージする。
[ヒュ〜、ズシャン!]
「…おいでなすったわね」
エヴァ同士の大決戦が今始まろうとしていた。

ーP-6A
[ギャキキキキキ!]
1台の車が壁にぶつかりようやく止まる。車体は、銃痕だらけでタイヤも外れており今まで動いていたのが不思議なぐらいだった。
「ーそう。初号機へは、非常用のR-20で行けるのね?」運転席から出てきたのはミサト。奥の助手席にはシンジが座っていた。
『はい。電源は三重にしてあります。
三分以内に乗り込めば第7ケージへ直行できます』
「ー了解ー」マコトとの通話を切る。
「シンジ君降りて。…早く!」
車から降りようとしないシンジのてを引っ張って無理矢理外に出す。
「アスカいい?四号機は必ず殲滅するのよ。シンジ君もすぐに上げるわ。それまで頑張って」

「必ずセンメツ…ね」弍号機の中では、アスカが無茶な命令を出したミサトに文句を言っていた。
「ミサトも病み上がりに軽く言ってくれちゃって」ここに医者がいればドクターストップが確実にかかるだろう。しかしアスカは笑っていた。
「こっちの武器は、プログナイフとエヴァに搭載されてる針鉄砲のような物…それに対して向こうは、オリジナルのS2機関とあの双剣か…部が悪いわね」
四号機は、両手に双方とも同じ形をした“剣”を持っていた。
「何なのよアレ、まいいか……
ふぅー…うりゃぁぁぁぁ!!」
[ズドドドドド]
弍号機が四号機めがけて疾走し、飛び蹴りをいれる。が、
[ピキィーン]
「!A.T.フィールドッ」弍号機の蹴りを受けてもびくともしない四号機のA.T.フィールド。強度なら第14使徒(ゼルエル)以上かもしれない。
[ガション]
プログナイフを装備し四号機に突き刺す。
「くっ…A.T.フィールド展開ッ」
今のアスカが放つA.T.フィールドは、アンチA.T.フィールドに近く一瞬で中和…いや、侵食していく。
[ザシュッ]
四号機の右腕が切り落とされる。
「なによコイツ…大したことないじゃない」パワーはあるが、遅い。もっと苦戦するかと思いきやこれなら案外あっさりと倒せそうだ。
[シ
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