暁 〜小説投稿サイト〜
EVANGELION ANIMA〜もう1つの可能性〜
弍話 変わる世界(中)
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ュバッ]
「ケーブルだ奴の背中のケーブルに集中すればいい!」
非公開組織のネルフといえど全てを隠しきれるわけではない。内部電源が短いこともバレているのだろう。
[ズカンッ]

<ピィー>
「!…アンビリカルケーブルがなくったって、こちとらには1万2千枚の特殊装甲と、A.T.フィールドがあるんだからッ」
A.T.フィールドの形状を変え武器にし戦闘機を凪ぎ払う。
「負けてらんないのよ!」
[ドクシャッ!]
「あんた達にィ!」
いくら高性能な戦闘機でも弍号機には歯が立たない。弍号機は、戦闘機同士を投げつけるたり、踵落としや回し蹴りで何機も沈めていく。今のアスカは、無敵と言っても過言ではなかった。人が相手ならば…


「ー忌むべき存在のエヴァ弍号機、またもや我々の妨げとなるか」
「計画に支障がないのであれば、処理しても問題ないのでは?」サード・インパクトは、初号機と量産機があれば発動する。量産機は、まだ完成していないが。
「フッ、心配せずとも準備は整っておるよ」
「しかしどうするつもりだキール、エヴァシリーズは完成しておらんのだぞ?」
「心配は、要らんよ。……四号機を使用する」
「なッ四号機だと?」四号機は、消失したはずだった。アメリカ第2支部と共に。
[ザワザワ]
「フッ…エヴァに対抗できるのはエヴァだけだ。」


[ゴオォォォォォォ]
日本上空に一機の大型戦闘機が飛んでいた。戦闘機にぶら下がっている十字架には、白銀のエヴァ四号機が張り付けてあった。


[ピコーン]
「!?…なんだろうこれ」外部の状況を調べていたマヤは、異変にいち早く気がついた。
「どうした?マヤ」モニターを見たまま固まっているマヤを気遣って声を掛けるシゲル。N2の振動でバランスを崩した戦自は、オペレーター軍の一斉射撃により大半は、減らせた。マコトが発令所全体に呼び掛けたのではなく個人が着けているインカム(マイク付きヘッドフォン)に放送したおかげだ。おっと話がずれた。

「え…ウソ、こんなのって」顔から血の気がなくなっていくマヤ。
「どうしたんだ?二人共」マコトも寄ってくる。
「…よん号機…エヴァ四号機…」
「なんだって!?」
モニターには、白銀のエヴァ。シゲルとマコトは四号機を詳しく知らないがマヤは専門なのでよく知っていた。
そもそも四号機は、第2支部と共に消失した筈だった。作り直すにしてもこんな短時間ではまず不可能。

「…!アスカ気をつけて!エヴァ四号機がくるわっ」なんとか気を持ち直し弍号機に通信をいれる。マヤの携帯端末だけが唯一弍号機と接続されていた。
『四号機?マヤ!どういうことなの!?』アスカも四号機が消えたことはミサトとリツコから聞かされていた。
「ごめんなさい。私もよくわからないの、でもS2機関
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ