24時間耐久ロードレース
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いように盾を作る俺。おかげで全員飛ばされなくてすんだ。
テクテクテクテク
するとジェットさんのあとを追うようにゆっくりと俺たちの前を走っていくハッピー。あいつ・・・意外と速いな!
「あら?先に行かれちゃった」
「別にいいじゃ〜ん」
「そうね。最下位にさえならなければ」
「別に問題ないよ」
ウェンディはハッピーを見送りながらそういって俺たちは別にいいよと言う。俺たちも完走目指して頑張るか。
再び俺たちは走り始めたのだが・・・
「いたたたた・・・」
「なんでジェットの奴が後ろから来るんだよ・・・」
前の皆さんはさっきのジェットさんの走りによって飛ばされてしまい、どこかぶつけてしまったようだ。
俺たちはその前を申し訳なく思いながら通りすぎる。あれ?これって本当にトップ10入っちゃうんじゃないか?
俺はそんなことを思いながら走っているとマグノリアの街にようやく到達する。前方ではものすごいスピードのトップ争いが繰り広げられていた。
「皆さん速っ!!」
「ジェットさんも追いついたみたいだね」
「あんたたちよく見えるわね」
「僕ハッピーしか見えないんだけど」
現在トップ争いはナツさん、エルザさん、グレイさん、ガジルさん、ジェットさんの五人。そこから少し遅れたところにハッピー、またそこから遅れたところに俺たちが着いている。
ということは!
「セシリー!トップ10には入れてるみたいだぞ!」
「本当!?やった〜!!」
「私たち・・・一番真面目に走った気がするわ」
「ハッピーもね」
そういえば皆さん魔法をたくさん使って走ってたけど・・・俺たちはウェンディのトロイアくらいか?
真面目に走るのが一番効果的なのかもしれない。
俺たちは前の五人を見ながら走る。すると
「「あ!!」」
「どうしたの?」
「何〜?」
俺とウェンディは思わず驚いてしまう。なんとトップ争いをしていた五人がゴール直前で大クラッシュしてしまった。皆さん変に絡まってしまいすぐには動けそうにない。
すると・・・
『おっと!ここでCOOLにやって来たのは!?』
ジェイソンさんの声が聞こえてくる。ここでやって来たのはあいつしかいないだろ!!
『ハッピーです!!ハッピーが来た!!』
ハッピーは息を乱しながらも懸命に走り続け
『さぁさぁゴールは目前!!』
そして・・・
「ええい!!」
ハッピーは一等でゴールテープを切った!!
『GOLA!!今年の24時間耐久ロードレースの優勝は、ハッピーだぁ!!今ここに歴史は大きく塗り替えられたー!!』
ハッピーの優勝にたいして観客たちからの拍手と歓声が送られる。
「あいつ本当に優勝しちゃったよ!!」
「ハッピーすご
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