24時間耐久ロードレース
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ェットさんに感心しているウェンディと立ち上がりながら言うシャルルとセシリー。すると今度は
「うおおおおおお!!」
ナツさんが手に炎を纏い、それを利用して猛スピードで走り出した。
「え!?」
「マジかよ!?」
「見たか俺の秘密兵器!!火竜の鉄拳ブースターだ!!」
驚くルーシィさんとグレイさん。ナツさんは得意気に言いながら加速していく。
「ジェット!!ナツ!!そういうのありかよ!?」
他の皆さんもナツさんとジェットさんを追いかけ走り出す。俺たちもぐずぐずしてられないな。
「行こうウェンディ!」
「うん!ルーシィさん!レビィさん!お先失礼します!」
俺たちは転倒したままのルーシィさんたちの脇をすり抜けスタートする。かなり出遅れちゃったな。
「今日に限ってはみんな敵。気遣い無用だと思うんだけど?」
「早くしないと最下位になっちゃうよ〜!」
シャルルとセシリーも一緒に走り出す。この二人はこんな小さいのに、一緒に走るなんてなんか大変だな。
ちなみに俺たちは集団から少し遅れたところに位置している。
しばらく走っていると、前方では魔法合戦が行われていた。
「ビクトマジック、落とし穴!」
「「どわぁぁっ!!」」
リーダスさんの魔法によってできた落とし穴にウォーレンさんとドロイさんが落ちる。あんなのもありなのか・・・なんでもありだな。
「楽勝楽勝〜!皆落ちろ〜!」
余裕そうなリーダスさん。しかし・・・
ドガッ
「うわぁぁぁ!!」
「「あ!!」」
リーダスさんは後ろからやって来たガジルさんに自分で作った穴に落とされてしまう。
「呑気に絵なんか書いてるからだ!!」
ガジルさんはそういって走り去っていく。
「なんかロードレースっていうより・・・」
「魔法合戦みたいだね」
俺とウェンディはそれを見ながらそう思う。またしばらく走ると・・・
「アイスメイク、床!!」
「「「「「うわっ!!」」」」」
今度はグレイさんが地面を凍らせ、それによって皆さん滑って転んでしまう。
「悪く思うな」
グレイさんは転んだ皆さんを横目に悠々と滑っていく。さすが氷の魔導士!氷の上には慣れているのか。
「きゃっ!」
「うわっ!」
「ひゃっ!」
ちなみにウェンディたちはその氷によって滑り転んでしまう。
「大丈夫?」
「うん・・・ありがとう」
俺は転んだウェンディたちの手を差し出す。ウェンディたちはゆっくり転ばないように立ち上がるけど・・・
「さ・・・さぁシリル。行こう!」プルプル
「ウェンディ・・・あんた今にも転
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