第百六十話 暗黒の種
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地面に転がるように倒れる。
デーモン[ぐっ…己…]
完全に動きを読まれてしまい、デーモンの攻撃は当たらなくなってしまった。
しかもこちらはダメージを受けすぎたせいでスタミナが落ちている。
このままでは敗北は確実。
何かいい手はないかと辺りを見回すと、そこには一台の自動車。
ニヤリと笑うとデーモンは自動車に必殺技を放った。
マグナモン[!!?しまった!!]
ブースターを吹かして、自動車を庇う。
運転手は恐怖に引きつった表情で逃げ出した。
デーモン[スラッシュネイル!!]
マグナモン[ぐはっ!?]
マグナモンの隙を突いて、攻撃を喰らわせる。
デーモン[フレイムインフェルノ!!]
マグナモン[ぐあああああああ!!!?]
直撃を受けたマグナモンが倒れる。
デーモン[ククク…これで貴様は終わりだ。手間取らせおって…]
マグナモン[ぐっ…卑怯者…]
デーモン[卑怯か…貴様等の最大の弱点は精神的な甘さにある。非情になり切れん奴が悪に勝てるわけがなかろう]
賢「それはどうかな?」
デーモン[一乗寺賢か…]
賢「少しだけだけど戦いは見せてもらった。キメラモンカオス程の化け物じゃなくてほっとしたよ」
デーモン[一乗寺賢、私と共に来い。暗黒の種を渡して貰おう]
賢「断る。僕はお前のような奴に大人しく従うような奴じゃなくてね…」
デーモン[ならば死体にして奪えばいいだけのこと]
賢「やってみるといいよ。そのザマで何が出来るのか知らないけどね…」
ワームモン[ワームモンブラスト進化!ベルゼブモン!!]
デーモン[何!?ベルゼブモンだと!?]
同じ七大魔王の出現にデーモンは驚愕する。
しかもベルゼブモンはモードチェンジでブラストモードに。
ベルゼブモン・BM[さて、お前の最期の時だなデーモン]
デーモン[ぐっ…ほ、ほざくなあ!!]
暗黒波動がベルゼブモン・ブラストモードに炸裂する。
しかし、疲弊し、パワーが落ちているデーモンの攻撃ではベルゼブモン・ブラストモードに大したダメージは与えられない。
陽電子砲を粒子化して、一気に肉薄すると左のストレートがデーモンの鳩尾に炸裂。
デーモン[がふっ!?]
ベルゼブモン・ブラストモードはデーモンの頭を鷲掴み、顔面に膝を入れる。
ベルゼブモン・BM[はあっ!!]
そして回し蹴りを繰り出し、デーモンを岩壁にめり込ませると、前方に魔法陣を展開。
陽電子砲をデーモンに向ける。
ベルゼブモン・BM[カオスフレア!!]
魔法陣を介して凄まじい砲撃が放たれた。
直撃を受けたデーモン。
身体のアチコチが焼け焦げ、最早半死半生の状態。
拳を握り締め、とど
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