暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第百六十話 暗黒の種
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
地面に転がるように倒れる。

デーモン[ぐっ…己…]

完全に動きを読まれてしまい、デーモンの攻撃は当たらなくなってしまった。
しかもこちらはダメージを受けすぎたせいでスタミナが落ちている。
このままでは敗北は確実。
何かいい手はないかと辺りを見回すと、そこには一台の自動車。
ニヤリと笑うとデーモンは自動車に必殺技を放った。

マグナモン[!!?しまった!!]

ブースターを吹かして、自動車を庇う。
運転手は恐怖に引きつった表情で逃げ出した。

デーモン[スラッシュネイル!!]

マグナモン[ぐはっ!?]

マグナモンの隙を突いて、攻撃を喰らわせる。

デーモン[フレイムインフェルノ!!]

マグナモン[ぐあああああああ!!!?]

直撃を受けたマグナモンが倒れる。

デーモン[ククク…これで貴様は終わりだ。手間取らせおって…]

マグナモン[ぐっ…卑怯者…]

デーモン[卑怯か…貴様等の最大の弱点は精神的な甘さにある。非情になり切れん奴が悪に勝てるわけがなかろう]

賢「それはどうかな?」

デーモン[一乗寺賢か…]

賢「少しだけだけど戦いは見せてもらった。キメラモンカオス程の化け物じゃなくてほっとしたよ」

デーモン[一乗寺賢、私と共に来い。暗黒の種を渡して貰おう]

賢「断る。僕はお前のような奴に大人しく従うような奴じゃなくてね…」

デーモン[ならば死体にして奪えばいいだけのこと]

賢「やってみるといいよ。そのザマで何が出来るのか知らないけどね…」

ワームモン[ワームモンブラスト進化!ベルゼブモン!!]

デーモン[何!?ベルゼブモンだと!?]

同じ七大魔王の出現にデーモンは驚愕する。
しかもベルゼブモンはモードチェンジでブラストモードに。

ベルゼブモン・BM[さて、お前の最期の時だなデーモン]

デーモン[ぐっ…ほ、ほざくなあ!!]

暗黒波動がベルゼブモン・ブラストモードに炸裂する。
しかし、疲弊し、パワーが落ちているデーモンの攻撃ではベルゼブモン・ブラストモードに大したダメージは与えられない。
陽電子砲を粒子化して、一気に肉薄すると左のストレートがデーモンの鳩尾に炸裂。

デーモン[がふっ!?]

ベルゼブモン・ブラストモードはデーモンの頭を鷲掴み、顔面に膝を入れる。

ベルゼブモン・BM[はあっ!!]

そして回し蹴りを繰り出し、デーモンを岩壁にめり込ませると、前方に魔法陣を展開。
陽電子砲をデーモンに向ける。

ベルゼブモン・BM[カオスフレア!!]

魔法陣を介して凄まじい砲撃が放たれた。
直撃を受けたデーモン。
身体のアチコチが焼け焦げ、最早半死半生の状態。
拳を握り締め、とど
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ