ウェンディ、初めての大仕事!?後編!!
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きるようになったんです。お客も大入り!ありがとうございます!!」
まんべんの笑みでそう言った。
「そんな・・・何のために苦労してたどり着いたのよ・・・」
「せっかく苦労して掘り出したというのに・・・」
「オイラ・・・ダメ・・・」
「僕も・・・もう限界・・・」
ルーシィさん、エルザさん、ハッピー、セシリーが次々に地面に倒れ出す。まさかそこまでショックを受けるとは・・・一番残念なのはウェンディだと思うんですけど?
「うっ!」
「ん?」
「え?」
今度はフリードさんが口を押さえる。その顔は真っ青だ。
「羽魚を食べ過ぎたせいで・・・今になって・・・気分が悪くなってきた・・・」
あんなの食べたら確かに気持ち悪くなりますよ・・・というかよくここまで持ちましたね。
「はぁ・・・あ!いかん・・・立ってられない・・・」
「はわわわわわ・・・」
そういってフリードさんも倒れる。ウェンディはそれを見て大慌てしている。
「お〜い・・・」
「ナツさん!」
すると今度はナツさんがこちらに歩いてくる。しかしその足取りはフラフラしていて今にも倒れそうだ。
「やっと線路が直って・・・たどり着いたんだ・・・でも・・・ずっとオニバスとマグノリアを行ったり来たりして・・・もう・・・ダメ・・・」
「あぁ・・・」
ナツさんも力尽きて倒れる。すると
「ちぇっ!」
ラビアンさんが舌打ちをしてこちらを見下ろす。その顔はさっきまでとは大違いだ。
「態度変わった!!」
「何か黒い顔してるぞ!!」
「こんなところで寝られちゃ営業妨害だ。君たち!!」
「「はいっ!?」」
ラビアンさんはこちらを指差す。
「こいつらを全部片付けてくれ。大仕事だが・・・報酬はちゃんと払う」
「「えぇー!!?」」
ラビアンさんは黒い笑顔でそう言った。
夕方・・・
「はぁ〜あ・・・」
「ふぅ〜・・・」
俺とウェンディはようやく全員を運び終えて一息つく。だがそれはどちらかと言うとため息のような感じだった。
「これが初めての大仕事だなんて・・・」
不満そうなウェンディ・・・無理もない・・・俺だってなんだが納得できないもん。
「いいんじゃない。みんなあなたのことを心配してたけど、むしろあなたがみんなの役に立ってるわ。これも立派な仕事よ。胸を張っていいと思うわ」
「そうかな・・・」
するとシャルルがウェンディにそう言う。ウェンディはどうも納得のいかない様子だけど・・・ここは任せるか
「えぇ!!私はそう思う」
「うん。そうね!」
ウェンディは伸びているナツさんたちを
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