第百五十八話 格の違いというものを知れ
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れてしまい通用しない。
それどころか飛んできた短剣に片足を付け、残った手に取った短剣でジャグリングをしながらあっちこっちに。
ブイモン[馬〜鹿馬〜鹿。ベロベロバ〜]
スカルサタモン[あ、あの野郎…俺達で完全に遊んでやがる。]
ピエモン[ぐっ…]
完全に馬鹿にされて、しかも格下のはずの成長期にいいようにされているという事実がピエモンを苛立たせる。
ブイモンはジャグリングしていた短剣を投げ捨てると、背中の鞘からロングソードを抜き放つ。
ブイモン[そろそろお遊びは終わりにするか!!]
スカルサタモン[舐めやがって!!ネイルボーン!!]
ブイモンに伸びる閃光。
喰らえばデータを破壊されてしまうが、ブイモンはまるで野球のバッターと同じようにロングソードを持つ。
ブイモン[必殺!!ピッチャー返し!!]
グゥワキィィィン!!
弾き返された閃光はピッチャー返しの名に相応しく、スカルサタモンに炸裂した。
そしてブイモンを乗せた短剣はピエモンのコントロールを受け付けず、ピエモンの顔面に迫る。
屈んでかわすが、ブイモンのベロベロバ〜という顔がドアップで見せつけられ、そのままヒュ〜という音と共に何処かに。
ピエモン[くっ…調子に乗るのも、いい加減にしろ!!]
再びトランプソードを繰り出すピエモンだが、ブイモンはロングソードでそれを弾いて、ゴールドブイドラモンにアーマー進化。
ゴールドブイドラモン[お前はこれでお終いだ。井の中の蛙の癖に調子に乗りやがって]
必殺技のブイブレスアローがピエモンとデータを破壊され、動けないスカルサタモンに炸裂。
2体は成長期のブイモンにすらまともな勝負も出来ずに消滅した。
いや、反則技に近いのを使ったけれど。
フェイト「これがインフレって奴?」
アリサ「流石にここまで軽く一蹴されるといくら敵でも哀れだわ」
ブイモン[よーし片付いた。皆、早く帰ろう。思いっ切り食べてたっぷり寝たいし。ああ、そうそう。メぇぇ〜〜リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!!!!!!!]
ブイモンの叫び声がニューヨークに響き渡るのであった。
おまけ
アインス「どうした?」
ゲンナイ「いや…確かに私はピエモンにあまりいい感情を抱いてはいない。しかしあそこまでコケにされた挙げ句倒されるのを見ると…」
あまりにも哀れに思えるのは気のせいだろうか?
アインス「まあ仕方あるまい。自分の実力を考えずに格上に挑んでしまうような馬鹿ではいずれやられるのがオチだ」
ピエモンとは何の因縁もないアインスからも冷徹なお言葉を
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