第百五十八話 格の違いというものを知れ
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放出により、レディーデビモンとマリンデビモンが塵も残さず消滅。
スカルサタモンとピエモンも勢いよく吹き飛ばされた。
コロナモン[ブイモーン!!やりすぎだ馬鹿野郎!!]
チビモン[お兄ちゃーん!!]
瓦礫から出て来た2匹にブイモンは舌を出しながら笑った。
ブイモン[ははは、悪い悪い。試しだからつい力加減が…]
ピエモン[ふ、ふふふ…や、やりますね。選ばれし子供のパートナーデジモンにしては腕が立つようで]
スカルサタモン[壊してやる…]
ブイモン[おお、生きてたか。そうこなくちゃ面白くねえや]
ピエモン[成長期風情が調子に乗るな!!]
スカルサタモン[殺してやる!!]
ブイモン[行っくぜー!!]
ぶつかり合う両者。
ピエモンとスカルサタモンの攻撃を捌きながら、地面にひらりと着地した。
ピエモン[エンディングスペル!!]
着地したブイモンに向けてピエモン最大の技を放つ。
衝撃波がブイモンに炸裂した。
ミミ「ブイモン!?」
パルモン[や、やられちゃったの!?]
ピエモン[やったあ…]
土煙が消えるが、ブイモンの姿はどこにもない。
ピエモン[ほーっほっほっほ!!成長期風情が調子に乗るからです!!愚か者め!!]
チビモン[ねえフェイト。ああいう常識で量れる人って幸せだよね]
フェイト「そ、そうだね」
チビモンの言葉にフェイトも苦笑しながら頷いた。
スカルサタモン[馬鹿が!!あいつは喰らう寸前に避けたぞ!!]
ピエモン[何!?]
スカルサタモン[…かつてはダークマスターズ最強と恐れられ続けたピエモンが成長期にも勝てないとは呆れたな]
ピエモン[ぐっ…なっ!?…呆れたのはこっちの方です。あなたの後ろの足元を御覧なさい!!]
スカルサタモン[!!?]
チュ〜、ズズズ…。
モグモグモグ…。
パラパラパラ…。
動いて身体が暖まったからかどうかは不明だが、生クリームをこんもりと入れたアイスココアをストローで飲みながらチョコチップクッキーを食べ、漫画を読んでいるブイモンがいた。
スカルサタモン[い、いつの間に!!?]
ブイモン[ん?ようやく気付いたのか…。“かつてはダークマスターズ最強と恐れられ続けたピエモンが成長期にも勝てないとは呆れたな”…ねえ?]
馬鹿にするように笑いながらアイスココアを啜るブイモン。
スカルサタモン[ぐっ、舐めやがって!!ネイルボーン!!]
ブイモン[おっと、そんな単純な攻撃が当たるもんかよ]
ピエモン[トランプソード!!]
ブイモンに向けて放たれる複数の短剣。
かつての戦いでは太一達を苦しめた技。
しかし、ブイモンには簡単に見切ら
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