ウェンディ、初めての大仕事 !?前編!!
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皆さんそのギルダーツさんのというか人の話を始めました。一体どんな人なんでしょうか?
「そういえば、ちょうどいい仕事があるわよ」
ミラさんはそう言って一枚の依頼書を持ってきてくれました。ちょうどいい仕事って、どんな依頼なんでしょうか!
「心を癒してくれる魔導士を探してるんだって。報酬はそこそこだけど、ピッタリじゃない?」
心を癒してくれる魔導士ですか!?それなら私にもできそうです!!
私はミラさんから依頼書をもらいました。
「なんだなんだ?オニバスの街か?どんな依頼だ?」
私はもらった依頼書を手にとって読み始めます。
「えーっと・・・ありがとうございます?」
「「「!?」」」
なぜいきなりお礼なんでしょうか?するとナツさんとルーシィさんがいきなりのお礼わ聞いて固まってしまいました。
「いきなりお礼?」
「カァーーー!!思い出したーー!!なんか思い出してきたーー!!」
ナツさんが何かを思い出して怒り始めました。昔もこんな依頼があったんでしょうか?
「劇団の役者に逃げられ、舞台の公演も失敗続き、心も体もズタズタです。私を元気づけてください。
ラビアン」
「ラビアン、って誰だっけ?」
「シェラザード劇団の団長だよぉ!!」
「ほら、前にお芝居やったでしょ?」
「ああっ!!フレデリックとヤンデリカ!!」
ナツさんとルーシィさん、そしてハッピーが暗くなってしまいました。嫌なことでも思い出したんでしょうか?
「ウェンディ!悪いことは言わねぇからやめとけ!!」
「とっても人使いが荒いんだよ・・・」
「しかも低賃金重労働・・・しかもなかなか帰してもらえなかったのよぉ・・・」
ナツさんたちが口々にそう言う。そ・・・そんなに大変だったんですね・・・
「私も反対よ。何もそんな仕事じゃなくても・・・悪い予感もするし・・・」
「シャルルの予感はよく当たるけど・・・」
皆さんにそう言われると少し不安になっちゃう・・・けど・・・
「でも・・・私で役にたてるなら・・・」
「あなたは人が良すぎるのよ。大体、行ったこともない街で大きな仕事なんて・・・あなたじゃまだ無理よ」
「そんなことない!!私もちゃんと依頼を果たしてみせる!!」
「なら、好きにするといいわ!私はついていかないから・・・」
「ちょっとちょっとぉ!?なんであんたたちがケンカになるの!?シャルルもそんなにカリカリしなくていいでしょ?」
「ふん!!」
私とシャルルが言い合っているとルーシィさんが間に入る。シャルルの予感は確かによく当たるけど・・・でも私だって一人でできるはず!!
「私、このお仕事を引き受けます!!」
「ちょっと待って!!まさか一人でいくんじゃ・・・」
「はい!何事も経験で
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