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大晦日のスノードロップ
4部分:第四章
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かけて手元で育てている秘蔵っ子なのである。彼女にとっては目の中に入れても痛くない程の可愛い孫なのだ。
「それでお渡ししました。気に入って頂けたようで」
「私はどんな花でも好きなのですよ」
 エカテリーナは笑みを浮かべ続けたまま言った。


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