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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っていた。
閑話 第三話
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人物
【クレア・パールス】
努力に関して熱心な以外ただの少女。何の才能もなく、特筆すべき長所もない凡才。
「努力は無窮なのだから、どこまでも進んでいけばいずれ天才を超えられる」という持論を胸に刻み込み日々努力をする。実際その努力は並の人ならば一週間と持たず逃げ出すレベルの過酷さで、しかし本人はそれが当然と考えているせいで努力すること自体は辛いと感じず、むしろまだまだ努力できる余地があると日を重ねるごとに過酷を極めていく。さながら止まることを忘れた車のようである。
因みにクレアの今際の言葉はセレーネとの再会を望むもので、天才は超えられないというものではない。つまり、クレアは『努力すれば天才を超えられる』と己の体験を通して確信している。しかし同時に自分はまだまだ努力できたはずだと嘆いていた。それが思わぬ形で叶ったのは後の話である。
常人ならば一週間で発狂するハードスケジュールをこなし続けているクレアは、窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、 その場で残された活路を導き出すことが出来るようになった。かっこつけて言えば『戦闘論理』の習得である。二年と半年、死と隣り合わせで練習し続けた成果が実り、格上とやり合う術を手に入れた。これによりクレアの今後の冒険者としての実力を大幅に上げることとなる。

クレア曰く私は努力から逃げた奴です。実体験ではないのでご安心を(当たり前
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