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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っていた。
閑話 第二話
[後書き]

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薄々感づいてる方もいらっしゃると思いますが、クレアが年老いても子供っぽい口調だったのはセレーネ様の口調がうつっているからです。
ですから冒頭の発言時の口調が本来のクレアの口調です。ちゃんと女の子らしい口調だったのに、セレーネ様を崇拝するあまり口調まで……。

第三話に跨ぐ事になっちゃいましたがお許しを。第三話は本編の方で一段落着いたら更新します。

【クルセイド・アント】/次産間隔(インターバル)一年
全身真っ黒の甲殻に覆われた巨大蟻。腹に刻み込まれた血色の十字架が名の由来。
原作で登場するような階層主とは違い、上層の階層主なので原作と比べるとかなり小さい。でも全長4mを越すキモイ蟻。
冒険者がダンジョンで初めて出会う迷宮の弧王(モンスターレックス)。攻撃方法は巨大な顎の鋏と、堅牢な甲殻に覆われた六本の脚。遠距離攻撃をしてくるなんて鬼畜仕様はなく、ステイタスはLv.2相当。
本作ではレイナが格上を難なくぶっ殺してるせいで感覚が狂いがちだが、原作のベルVSオッタル色に染まったミノタウロスで解るとおり、オールS─敏捷はSS─というキチガイステイタスと《ヘスティア・ナイフ》という準チート武器を持つベルですらボロボロにならなければ、レベル差に勝てない。つまり、正真正銘普通のクレアたん絶賛大ピンチ。

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