総攻撃開始
2学期の高校生活
第36話 ノーザ!日本国に現る!!
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「ラブちゃん、ここって。」
「もしかして、団栗王国。」
「団栗王国。」
「うん。ナナさんとレイカさんは、ご存知ないと思うけど、私たち子供の頃、この場所をそう呼んでたの。」
「ラブちゃん、この後私に説明させて。」
「うん、お願い由美ちゃん。」
「ここは、秋になるとたくさん団栗が落ちてて。」
回想編 1997年秋 赤塚公園南の森
「ハハーーー、うわぁ、ハハーーーッ。」
「いっぱい拾いたくて、皆で夢中になって歩き回っていたの。」
「アアーーーッ。」
「ウフフフフフフッ。」
「宝物探しみたいで、すごく楽しかったんだ。」
「イヒヒヒヒヒッ。」
現世に戻って
「ヘェーーーッ。」
「思い出したわ。あたし、もっと田舎の方に住んでいたから、近所の神社でよく拾ってたわ。」
「ナナさんは。」
「そうねえ。私も近所の神社や公園でよく拾ってわ。」
「そうよ。あたしもよ。」
「あっ、ミユキさん。」
「スケジュール確認して来たけど、仕事は全く入っていないわ。」
「また、練習漬けかあ。」
「それはそうでしょ。やる事が無いなら、毎日練習して。そうでないと、オーディション突破できないわよ。でも、息抜きも大切だから、今日は、皆とお付き合いで一緒に宝探ししようね。」
「はい。」
「ありがとうございます。」
「由美ちゃん、お久ぶりね。」
「宝探しと聞いて、思い出してここへ来ました。」
「そう。これからもよろしくね。」
「はい。」
「さあ、宝探ししますか。」
「はい。」
すると、6人の幼女がこの南の森に姿を現した。
「こんにちは。」
「こんにちは、あれ。」
「あっ、ラブお姉さん。」
「美希お姉さんと祈里お姉さんもいるわ。」
「ところで、このお姉さんは。」
「由美っと言って、私の幼少時がずっとクラスメートであるお姉さんよ。」
「由美です。よろしくね、小さいお嬢ちゃんたち。」
「はーーい。」
「ところで千香ちゃん、お友達が3人増えてるけど、誰なの。」
「お姉さんたち、紹介するわ。」
「まじゅ、Mちゃん。」
「千香ちゃんのクラスメートよ。」
「Mです。以後、よろしくお願いします。」
「次は、この子のクラスメートでNちゃん。」
「Nでちゅ。よろちくね。」
「何、幼稚園の年中の子。」
「しょうよ。」
「私と同じツインテールの髪型だね。」
「最後、男の子っぽいけど、幼稚園年中の同じクラスメートRちゃん。」
「Rです。よろちく。」
「よろちくだって。」
「本当に髪が短くて男の子のようだね。」
「よく言われっちゅ。」
「まあっ。」
「ねえ、どうしてここへ来たの。」
「
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