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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
総攻撃開始
2学期の高校生活
第36話 ノーザ!日本国に現る!!
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              ラビリンス総連本部
 
 「ああーーーっ。」
 「またしても失敗続き。」
 「また、メビウス様からお目玉食らうと思うと。」
 「本国へ帰りづらい。」
 「ん。」
 「お久しぶりですね、四天王の皆さん。」
 「ク、クライン。」
 「君たち。今からメビウス様からの伝言を伝えておくぞ。」
 「ハッ。」
 「次の戦いからノーザ財務相が参戦することになった。メビウス様への申請手続きは既に終了しておる。いつでも、出動してよろしい。」
 「ハッ。」
 「では皆、ノーザ様をよろしく頼むぞ。」
 「ハッ。」
 クラインは去った。
 「ママが来るって。」
 「良いじゃない。強力な助っ人が来てくれるのだから。」
 「イース様、どうしたのですか。」
 「あたしは、ドラゴンイースに変身してはいけないかな。」
 「そんなことありません。ママの繰り出す怪物は植物系だけど土へ潜れば、いくらでも再生を果たすわよ。」
 「そうか。」
 「ちゃんと、弱点に対策を考えてるから。」

 メクルメク王国宮殿謁見の間

 「ウェスター曹長。」
 「ハッ。」
 「スウィーツ王国からこんな情報を手に入れたぞ。君の元上官でノーザなる最高幹部。即ち、大臣直々にこの前、外交で訪れた日本国へ襲撃しようとしている。そこで、君を助けたスウィーツ王国怪物討伐特殊部隊でもある、プリキュア隊のヘルプに対し助太刀しなくてはならないぞ。」
 「ハッ。」
 「そこでだ。君にスウィーツ王国から贈り物がある。」
 「贈り物ですか。」
 「そうだ。君がプリキュア隊と交信できるよう、タブレットなる贈り物を受け取るが良い。」
 「この。テレビ画面だけのようなものですか。」
 「そうだ。君の手と指では、大き過ぎて携帯電話が使えないと聞いておる。だから。巨大な手・指でも使えるよう、テレビ画面だけのような情報端末をスウィーツ王国が用意した。では、少しだけ試しに操作してみるか。」
 「ハッ。」
 「まず、電源を入れてみろ。」
 「ハッ。」
 ウェスターは、タブレットの電源を入れた。
 「パチッ。」
 「オオッ。映った。」
 「次に、指で画面を触れてみろ。」
 「ハッ。」
 ウェスターは、タブレットの画面を指でなぞった。
 「なるほど、こんな風にコントロールできるのか。」
 「では、反応した部分があったか。」
 「はい、ありました。」
 「その部分がコマンドだ。押してみろ。」
 「ハッ。....。オオッ、画面が切り替わった。」
 「分かったか。詳しい操作方法は、サイバー隊の兵士に聞くが良い。」
 「ハハッ。」
 「下がって良いぞ。」
 「ハハッ。」
 ウェスターは謁見の間から去った。

 2009年10月10日
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