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EVANGELION ANIMA〜もう1つの可能性〜
壱話 変わる世界(前)
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!予測だと日本中のが全て」モニターには、爆弾を積んでいると思われる戦闘機がいくつも飛んでいた。
「なに!?」二人は焦る。元々日本にあるN2爆弾は、大した数じゃない。しかし第12使徒戦(レリエル)で世界中のN2を日本にあつめた。その数は、100以上。それだけの数が雨のように降ってこられては本部はひとたまりもない。
[ガチャ]マコトが通信機を取る。
『総員、衝撃に備えよ!』


ージオフロント直上
[ヒューーー]
ズズズズズ
[ドォグァァァァァン!!]

ー発令所
[ズガガガガッ]本部が大きく揺れる
「きゃっ」
「あーあ言わんこっちゃない」
「奴ら加減ってものをしらないのかよ」
「無茶をしよる…」
マコトの呼び掛けによって負傷者(爆発の影響)は、でなかった。

[ドドドドドドッ!!]
使徒戦でジオフロントにできた大きな穴から無数のN2爆弾が降り注ぐ。
「っ…戦自は、どうしてそんなにエヴァをほしがるの?」マヤの疑問は、爆音に消されていった。

ー弍号機(エントリープラグ内)
「どこ…ここ」エヴァの特殊装甲を通じて聞こえる爆音と振動。そこでアスカは、目を覚ました。
「エントリープラグ…弍号機の中…?」
[ガチッガチッ]
「動かない…このポンコツ…」プラグ内には明かりも灯らない。
「ふふっ、そっかポンコツはあたしだ」プライドの高いアスカは自分の脆さを認めた。


ー総理大臣官邸
ここでは、総理大臣とその秘書が会話をしていた。
「ところでネルフ本部の後始末、どうなされます?」
「他国に買い叩かれないよう20年は、封地だな。
人類保完計画…人類をすべて消し去るサード・インパクトの誘発を目論んでいたとは、とんでもない話だ」
「自らを憎むことができる生物は、人間くらいのものでしょう。
委員会へはどのように?」
「全てが終わってからでよかろう
引き続き戦自からの報告を待て」
総理大臣は、委員会(ゼーレ)から情報を受けてネルフ(ゲンドウ)の目的を知った。ゼーレから受けた情報は、ネルフ本部の人間がサード・インパクトを目論んでいるといったもの、しかしサード・インパクトを引き起こそうとしているのは、そのゼーレとゲンドウ、冬月だけで他の職員はリリスの存在すら知らなかった。
要は、総理大臣もがゼーレの手のひらで転がされていたのだ。


ー弍号機プラグ内
弍号機とアスカの居場所がわかったため戦自は、目標を本部から弍号機に変えていた。
[ボンッボンッ]
湖に投入される大量のN2爆弾。
[コン…バキュッ!!]
「あうっ…」起動指数までは行かずとも何%かは、シンクロしているので痛みを感じる。
いくら1万2千枚の特殊装甲といえどアンビリカルケーブルを切断されたら1日ほどでLCLが濁り死に至る。


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