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EVANGELION ANIMA〜もう1つの可能性〜
壱話 変わる世界(前)
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してのことだったのかな」
「……どうかな、ありうる話だ」その次の瞬間、

[ボォォォン!!]
ついに戦自が発令所まで侵入してきた。
[タパパパパパッ]
[バチュン]
[キュン!]

「マヤッ、ロックはずして!」シゲルは銃をマヤに差し出す。
「私…鉄砲なんて撃てません」潔癖といってもいいマヤは、人を殺すことに躊躇した。
「 訓練で何度もやってるだろ」訓練時のマヤの成績は、そこまで悪くない。そう、訓練では。
「で、でもっ」
[バチュン!]
「バカッ、撃たなきゃ死ぬぞ!」地の利はあるが数や勢力は、向こうが圧倒的に上。最上階のここも、じきに制圧されるだろう。
「…」

再びルート47
『ザー…ケージの…隊はどうか…』
『紫の方は、確保。赤いやつは、射出された模様目下ルートを調査中』
「…まずいわね」初号機が確保されたということは、戦自が周りにいるということ。大した装備もない上に戦闘経験のないシンジをつれてそこまでたどり着けるのか。
「シンジ君…急ぐわよ!」
「…」
「早く!立ちなさいっ」
「いやだッ!…だって相手は使徒じゃない人間だ…できるわけないよ!」
「やらなきゃこっちがやられるのよ!?」
「そんなの…関係無いよ!ミサトさんも父さんも同じだ僕をエヴァに乗せて自分のために利用しようとしてるじゃないか!」
「!」ミサトは、シンジ達チルドレンを利用してきたと自分でも思っている。使徒への復習のために…。
「どうせ死ぬなら、今死んだって同じだ…」
[パシィ]
「…っ」
「目を覚ましなさい!…そんなこと私が許さない、だってあなたまだ生きてるんだもの。
生きていてまだ出来ることがあるんだもの…」
「…」
「私は、あなたに希望を失ってほしくないのよ。
だれの為でもなくあなた自身の為にエヴァに乗ってほしいの」
「…ミサトさん…」


第2発令
[パッ、タタタタタタタ]
[パパパパパ…]
「かまわん!ここよりもターミナルドグマの分断を優先しろ」
冬月は、残った職員に指示を出す。
[パパッ、パパン]
マコトとシゲルは戦自に向かって一心不乱に銃を撃ち続ける。
マヤも恐る恐るだが、素質があるのか、命中率は良い。

「あちこち爆破されているのにやっぱりここには手を出さないか…」
「一気にカタをつけたいところだろうが…」シゲルは、目線を下にする。そこには、大きな三つの機械。
MAGI:メルキオール、MAGI:バルタザール、MAGI:カスパー
「MAGIのオリジナルをできるだけ無傷で手に入れたいんだろう」
「ああ、でも対BC兵器装備は少ない。使用されたらヤバイよ。
N2兵器もな」

「日向君、青葉君!」端末操作に移っていたマヤが呼び掛けた。
「ん?どうかしたの?」
「N2がくるわ
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