魔法コンテスト
[7/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の演技の方がすげぇからな」
「そうか。あとで泣くなよ」
「泣くのはそっちだ!」
戻ってきて早々リオンさんとグレイさんは会話を始める。この二人は仲が良いのか悪いのか・・・というかグレイさん、すでに上に何も着てないんだけど!!と思ったらセシリーが持ってました・・・少し安心した。
「ど・・・どうでした?」
「まぁ・・・よかったんじゃねぇか?」
シェリーさんとレンさんは相変わらずだ。
その後も演技が続いていき・・・
『続きまして!!青い天馬!!色黒ツンデレ魔導士、レン・アカツキ!!&雪使いの弟キャラ、イヴ・ティルム!!』
二人が登場すると女性客からすごい歓声が上がる。やっぱりかっこいいから人気があるのかな?
というか・・・
「なんですか今の紹介?」
「それぞれに会った紹介を各ギルドからアナウンスに言ってもらえるらしい。俺とお前のはミラちゃんが考えてくれたらしいぞ」
「へぇ〜」
レンさんとイヴさんの紹介はなんか悪意があったけど・・・俺たちの紹介はそんなことになるわけないよな。せいぜいグレイさんが露出魔!!とか言われるくらいだと思う。
グレイさんと話しているといつのまにか二人の演技が始まっていたのでそれを見る。
イヴさんの雪魔法をレンさんの空気魔法で操ったり、イヴさんが雪で様々なものを作るっているようだった。
それにしてもあの二人はコンビネーションがいい。レンさんは去年の優勝経験者らしいし、こりゃあ強敵だな。
などと考えていると二人の演技も終わって二人は盛大な拍手に見送られながらステージ裏に戻ってくる。
「どうだった?シリルちゃん!」
「とってもきれいでしたよ」
「ま・・・まぁまぁでしたわね」
「そっか・・・ありがとよ」
イヴさんは帰ってくるとすぐに俺のとこにくる。あんまりキラキラ攻撃はしないでほしいな。俺男だから・・・
そしてついに・・・
『さぁ!今年の魔法コンテストもいよいよ大詰めです!!』
うわぁ!ついに来てしまった。
『今年のトリを飾りますのは、妖精の尻尾!!氷の造形魔導士、グレイフルバスター!!』
グレイさんの紹介はいたって普通だな。俺はなんだろう?水の滅竜魔導士!!とかかな?
『&!!ギルドの名にふさわしい、水の妖精、シリル・アデナウアー!!』
観客たちがすごい拍手と歓声を上げる。それにしても水の妖精って・・・なんて恥ずかしい紹介なんだ!!
「よし!!行くか」
「ふーっ。はい!!」
俺とグレ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ