魔法コンテスト
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だな。7、8歳くらいか?
「私たちもう観客席に行ってていい?」
「あぁ。いいぞ」
「やった!行こうレオン!!」
「うん!頑張ってね!リオンくん!」
そういって二人は手を繋いで行ってしまう。仲良しだなぁ。
「なんだあれ?ラミアの新入りなのか?」
「いや、俺とシェリーのいとこだ」
「へぇ!従兄弟なんですか」
「あぁ。赤紫色の方がシェリーのいとこで、金髪の方が俺のいとこだ」
金髪の方はリオンさんといとこなのか・・・そのわりに似てないな・・・いや、いとこはあまり似ないのか
「プッ!!おめぇといとこの女の子全然似てねぇな!あっちの子は可愛いのにお前はつり目が印象悪いからな!!」
グレイさんがリオンさんに笑いながら言う。別にいとこなんだから似てなくてもいいじゃないですか・・・
「女?レオンは男だそ?」
「「・・・は?・・・」」
リオンさんの発言に思わず間抜けな声が出た俺とグレイさん。男?あれが?いや、俺も人の子は言えないけどさ。
「あいつは少女願望とやらがあってな・・・小さいうちは別にいいんじゃないか、ということで今はああなっている。将来的には普通に男らしくするつもりではあるが」
リオンさんはそう言うけど・・・小さいうちにそんなことしてたら大人になっても直らないような・・・
「あれ?リオンくん?グレイくんとシリルちゃんも!」
「なんだ。お前らもこの大会参加してたのかよ」
これまた聞き覚えのある声が聞こえる。その声は青い天馬のイヴさんとレンさんだった。ヒビキさんはいないみたいだな。出場者は二人だけだからヒビキさんは置いてきちゃったのかな?
「イヴとレンか。久しぶりだな」
「ヒビキはいねぇのか?」
「この大会の出場者は二人だから。俺とイヴの魔法なら最適だろう、ってなってな」
確かにヒビキさんの魔法古文書は魅せるものには向かないな・・・去年は優勝したみたいだけど。
「連合軍の揃い踏みだな」
「あの時は味方だったが今は敵だからな」
「負けねぇぞ!」
リオンさん、グレイさん、レンさんが妙にやる気だ。ちなみにイヴさんは・・・
「シリルちゃん。また可愛くなった?」
「いや・・・可愛くなりたいわけではないのですが・・・」
「シリルちゃんだって〜www」
イヴさんは俺をナンパしてくるし、セシリーはそれを見て爆笑してるし・・・
なんか疲れるなぁ・・・
「それはそうと、そろそろ抽選に行かないと行けないんじゃないか?」
「抽選?」
レンさんの言葉にグレイさんが言う。何の抽選だ?
「演技する順番を決める抽選だよ。演技をする順番も結構重要になってくるよ」
イヴさんが説明してくれる。確かに演技の順番は重
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