魔法コンテスト
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行とかもいけるんじゃないか?
「ちなみに去年はどこが優勝したんですか?」
どのギルドが有力候補なのか知っておかないとな。
「去年は青い天馬のレンとヒビキのペアが優勝してるわ!」
「ちなみにうちは去年、マカオとワカバが出て惨敗だったらしい」
レンさんとヒビキさんかぁ。ニルヴァーナの時はお世話になったなぁ。
去年はグレイさん出てなかったのか。仕事でも入ったのかな?
しかし、やるからにはもちろん優勝するぞ!!目指せ!!100J!!
大会当日、会場にて・・・
「あの・・・グレイさん・・・」
「どうした?」
今は俺たちは今日行われる魔法コンテストの衣装に着替えているのだが・・・
「なんで俺ドレスなんですか?」
なぜか俺の衣装が青を基調としたロングスカートのドレスになっている。なんでこんなことに?
「本当はジュビアが出るはずだったからお前のその衣装、ジュビアが着る予定の奴なんだ」
「ジュビアさんこの大きさ着れます?」
俺の体にちょうどのサイズだからジュビアさんには小さいような・・・
「昨日ミラちゃんがお前のためにわざわざサイズを小さく直してくれたらしいぞ」
「どうせだったら違う衣装にしてくれればよかったのに・・・」
「そう言うなよ」
「似合ってるよ〜」
「いや・・・そういう問題じゃ・・・」
セシリーに誉められるが・・・俺ははぁ〜、とため息を漏らす。確かに色合い的には俺の髪の色にも合ってるとは思う。俺とジュビアさんの髪の色が一緒だから当然と言えば当然なんだけど・・・
「グレイ!!」
すると背後から聞き覚えのある声が聞こえるので振り返る。そこにいたのは、ニルヴァーナの時に連合軍に参加していた蛇姫の鱗のリオンさんだった。
「リオンくん!久しぶり〜!!」
「まさかおめぇもこの大会に参加するのか?」
「無論だ。造形魔導士として、この大会は参加せざるを得まい。というか、その女・・・まさかシリルか?」
「は・・・はい・・・」
リオンさんが俺を指差して聞いてくる。それは驚くよね、連合軍の時俺は男だ!、って言ってた奴がこんなドレス着てたらね・・・
「本当は違う奴が参加する予定だったんだが、違う仕事が入ったらしくてシリルが代わりに入ったんだ」
「なるほどな。納得だ」
「リオンくん」
「リオン〜」
するとリオンさんの後ろから二人の小さな女の子が服を引っ張っている。一人は赤紫色のショートヘアの女の子。 もう一人は腰元まで伸びた金髪とタレ目が特徴の女の子。赤紫色の女の子の方が少し大きいかな?
見た感じ二人とも俺より年下
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