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NARUTO うずまき兄妹伝~天の書~
No,21宗家と分家

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「後ろから敵だ!!それにこの数・・200人近くいるぞ!!」
サスケを追っているナルトたち。その中で感知を担当していたネジが背後から来る追っ手の存在に気づいた。しかしあまりの数に全員驚いていた。たった数人に対して追っ手の数は200、あまりにも数が多すぎる。
「どうするってばよ!!もし追いつかれたらヤバイってばよ!!」
「俺が囮になるお前たちは先に行け!!」
「ネジさん!?」
この状況でネジの判断はいいかもしれない。敵の数が多いうえどんな連中かわからない以上ネジの白眼でチャクラを見極めそれぞれに対して対抗するのが得策だ。だがこの作戦には大きなリスクとして死がつきまとう。
「別に死んでも構わない・・里を守れるならな!!」
そう言って来た道を引き返すネジ。
追いかけようとするがパックンに止められるナルトたち。やむを得ず三人は先に進む。

「多いな・・」
一人敵を迎え撃つため引き返したネジ。追ってきているということは追跡タイプの忍がいると考えたネジは近くにある第8演習場に移動した。敵はやはり全員ネジに付いて行った。これでナルトたちの追跡がうまくいく後はこの敵を倒すだけだ。
(・・この人数相手に普通に戦っていたら勝てないな・・)
圧倒的な人数差で戦う以上一瞬の隙が致命傷につながる。ネジはそう考え敵の突っ込むと回天で敵を攻撃しすぐに距離を取り空掌を叩き込む。敵が火遁で攻撃してくるがそれも回天で防御する。敵に囲まれ次々と攻撃してくる中隙の少ない攻撃を多用し数を確実に減らしていった。だがやはり数が数、半分ほど減らしたあたりでネジのチャクラは底をついた。そのネジに向かって火遁が放たれた瞬間だった。その火遁が突然何かに弾き飛ばされそこに誰かが飛び込んできた。
「ヒナタ様!?」
中忍試験でネジと戦いネジが殺しかけた相手ヒナタだ。
「なぜです?!私はあの時あなたを・・それにまだ体が・・」
「・・確かにネジ兄さんは私を殺しかけました・・でもそれは日向の呪われた運命が起こした悲劇・・でも・・・私はそれを変えたい!!そして昔みたいにウジウジしている自分は嫌なの!!やらなくて後悔するなら・・やって後悔する!!」
「ヒナタ様・・・」
ネジは昔ヒアシにいわれヒナタの修行を手伝ったことがある。その際ずっとウジウジしていたヒナタに腹を立て本気の殺気を放ったことがある。それ以降ヒナタはどこかネジを避けていた。だが今、ヒナタはネジを助けに来た。
「ヒナタ様背中を頼みます俺が倒れない限りヒナタ様は大丈夫です!!」
そう言ってネジとヒナタは敵に向かって突っ込んでいく。互いに目の前の敵に攻撃を仕掛ける二人。残る敵は百人ほどだが二人からすればその数はシャレにならない。そんな中ただ二人は互いに目の前の敵を倒し続けた。

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