巨人VS神
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も何も考えなくていい」
『すまない、恩に着る』
念のためにオレ一人で三人を倒せる様なデッキを用意しておく必要があるな。残りの一人はどうするか。
ツァンでも良いが、他にも優秀な奴が居てくれるとエクシーズの宣伝がやりやすくもあるからな。使えそうな奴は、ああ、あいつがいたな。アカデミアで最も多くのデッキを扱っている男なら1週間もあればオレが指定するデッキでもなんとか戦えるはずだ。
オレが選んだ最後の相手にPDAで電話をかける。
「周囲の奴を見返したくはないか、神楽坂」
当日、会場は静まり返っていた。対峙するのは本校代表とノース校代表の先鋒同士。その二人は鏡に向かい合う様に同じ顔をしている。一人は鬪気をむき出しに、もう一人は悲しげに向かい合っていた。
「待っていた、この時を!!今日こそはオレの方が上であると知らしめてやるぞ、準!!」
「……」
「何か言えよ!!」
「決闘者なら決闘で語れ、瞬。オレはお前に対する言葉を、思いをこのデッキに込めて来た」
「そうかよ、なら」
「「決闘!!」」
「先行はオレが貰った!!よし、魔法カード、テラ・フォーミングを発動。デッキより死皇帝の陵墓を手札に加えて発動。そしてライフを2000払い、死皇帝の陵墓の効果を使って手札から地縛神 Ccapac Apuを召還だ!!」
万丈目瞬 LP8000→6000
地縛神 Ccapac Apu ATK3000
現れたのは会場内にギリギリ収まる大きさのナスカの地上絵で巨人と呼ばれる物だった。
「どうだ、驚いたか。地縛神は直接攻撃が可能なモンスターだ。恐ろしいだろう?」
「だが、地縛神はフィールド魔法が無ければ破壊されるモンスターだ」
「その通りだ、だからこそ永続魔法フィールドバリアを発動してターンエンドだ」
万丈目瞬 LP6000 手札3枚
場 死皇帝の陵墓
地縛神 Ccapac Apu ATK3000
永続魔法 フィールドバリア
「オレのターン、ドロー。速攻魔法手札断札を発動。お互いに手札を2枚捨てて2枚ドローする。墓地に送った2枚のおジャマジックの効果を発動。デッキよりおジャマ三兄弟を2体ずつ手札に加える。カードを2枚セットし、今度は手札抹殺を発動。お互いに手札を全て捨てて捨てた枚数分ドロー。オレは6枚ドロー」
「オレは3枚だ」
「オレはモンスターをセットしてターンエンドだ」
万丈目準 LP8000 手札5枚
場
セットモンスター1枚
セットカード2枚
「ふん、壁など役に立つ物か。オレのターン、ドロー。モンスターをセットしてバトルだ。地縛神 Ccapac Apuで直接攻撃!!」
巨人がゆっくりとその拳を準に向かって振
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