第百五十五話 ラーメンジョグレス
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んだ。多分、2人はこう言いたいんだよ。難しく考えるなって」
伊織「いえ、それは絶対に違うと思います」
何か吹っ切れたタケルは時折訳の分からない発言をする。
タケル「そう…ラーメン作りとジョグレスは同じなんだ…」
伊織「いえ、全然違います」
タケル「ラーメンのように簡単に考えればいいんだ。どうして気付かなかったんだろう」
伊織「あの、タケルさん。本当にどうしちゃったんですか!!?改心と同時に頭の枷も外れちゃったんですか!!?」
タケル「伊織君!!今こそ、僕達のジョグレス進化の時だ!!ラーメン作りをするようにリラックスして!!」
伊織「あの…ジョグレスとラーメン作りは全く関係ないと……」
タケル「行くよ伊織君!!ラーメンジョグレスだ!!」
伊織「何ですかラーメンジョグレスって!!?」
絶対に失敗する。
ほぼヤケクソになった伊織がデジヴァイスを掲げた。
アンキロモン[アンキロモン!!]
エンジェモン[エンジェモン!!]
[ジョグレス進化!シャッコウモン!!]
大きな銀色の土偶のようなデジモン。
太陽の光に反射して、そのデジモン…シャッコウモンの身体が煌めいた。
スバル「シャッコウモン、完全体、フリー種。天使と土偶が掛け合わされたような姿を持つ完全体の突然変異型デジモン。銀色に輝くボディに白い翼を持っており、一説には古代デジタルワールドに降臨した天使型デジモンではないかと言われている。首や胴が360°回転し、全方位に対して攻撃することができるのが特徴。人形のような顔は表情が無い分、何を考えているのか皆目検討もつかず、見る人によっては怖さを感じる場合もある。しかし性格はいたって温和である。必殺技は両目から焦点10万℃にも達するという赤い破壊光線を照射する“アラミタマ”。」
なのは「ラーメンジョグレス完了だね!!」
大輔「き、奇跡だ…よくキットコンナモンとかタブンコンナモンにならなかったな…」
キットコンナモンやタブンコンナモンになったらなったで、黒歴史をほじくり返されたタケルは精神的ダメージが酷すぎてしばらく復活出来なかっただろう。
見た目はツッコミどころ満載だが、多分、エンジェモンの神聖な力にアンキロモンの防御力がプラスされたと考えればいいだろう。
タケル「やった…遂に…遂にジョグレス出来た!!」
伊織「…信じられません」
絶対に失敗すると思っていた伊織は呆然としている。
ティアナ「でも…」
はやて「?」
キャロ、ルーテシア「「格好悪い…」」
シャッコウモン[………っっっっっっ!!!!!!??]
アリシア「滅茶苦茶ショック受けてる…」
リイン「ですう…」
アリサ「メンタル面、弱すぎよ」
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