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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico19-B子供の自然を得るがごとし
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う。それならいいのよ」
久しぶりに会いたくなったわね。いつかの休暇にでも会いに行ってみようかしら、って予定を考えてると「すごい良い香りしてきた〜」シャルが匂いに釣られるように川岸に向かい始めた。ルシルとザフィーラ、手伝いを買って出たシャマル先生の3人が作るバーベキューが完成間近。あたし達は川遊びに勤しんだ。
「よーし、完成ね。みんなー、上がっておいで〜」
肉や野菜の焼けた香りがし始めてきた頃、シャマル先生があたし達を呼んだ。アルフはすでに肉串を焼いてるザフィーラの側に居て、「ザフィーラ、ソイツくれ!」お肉を催促してる。あたし達も川から上がって濡れた髪や体をタオルで拭いてから折り畳みチェアに座って、「いただきまーす!」焼き終わったお肉や野菜、ホタテにエビ、ウインナー、いろんな串焼きを食べる。
「ルシル。焼いてばっかで食べれてないでしょ? あーん、してあげる?」
「いや、いいよ。後で一気に食べるし。あと、選択したものがトウモロコシって。・・・これまた食い難いものを選んだなぁ・・・」
シャルがルシルの口元に運んだのは分割されたトウモロコシの1切れ。でも食べにくいってこともあって却下を食らった。シャルはそれならって「じゃ、もう1回、あーん?」今度はお肉を一切れルシルの口に運んで、ルシルは少し躊躇したけどパクっと食べた。
そんで、シャマル先生にははやてが、あーん、していてお互いが幸せそう。ザフィーラにはなんとアルフがやってた。結構、お似合いなのかもしれないわね。で、同じ狼素体の使い魔なフェンリルは「おっいしぃ〜、たっのしぃ〜!」ひとりバーベキュー満喫してた。
「――夏祭りと海と山、それに川もクリアしたね〜」
「次はプール?」
「フェイトとアインスが獲ったレジャープールの無料券があるし」
「遊びばかりじゃダメだよ。宿題もちゃんとやらないと」
「「えーーー」」
「えー、やないよ。シャルちゃん、アリシアちゃん」
「そうよ。夏休みの宿題は、冬休みの時よりずっと多いんだから。今の内に手を付けてないと後で苦労するわよ」
冬休みの宿題ですら苦労してたアリシア。量的に2倍はある夏休みの宿題は、貰った日くらいから始めておかないと地獄を見る。しかもあたし達には局の仕事もあるし。他の子たち以上に頑張んないといけないわ。
「「間に合わなかったから写させて〜」」
そう言って楽な方法を取るとするシャルとアリシア。当然、「却下」あたし達みんながそう下す。ぶーぶー文句を垂れる2人。しゃあなしね。写させる真似はさせてあげられないけど、少しくらいは手伝ってあげようかしら。
昼食を終えた後は一度別荘に戻ってお風呂に入り、帰り支度をする。最初は転移魔法で帰ろうか、なんて案もあったけど、それは旅行の風情をぶち壊
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