総攻撃開始
2学期の高校生活
第35話 ウォンバット族の隠された秘密!
[9/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
りました。君の名前は。」
「フィリップです。」
「フィリップって名付けられたのか。」
「はい。青き星の集落の酋長さんが名付けてくれました。」
「そうか。覚えておこう。派遣には時間がかかるので待っていてくれ。」
「はい。」
3年後
空から複数の物体が飛来して来た。
「ドーーンドーンドーンドーン。」
「うわあ。いっぱい落ちて来たぞ。酋長に知らせるぞ。」
酋長の家
「大変です。空から例の物体が複数飛来して来ました。」
「そうか。」
「僕の仲間です。」
「フィリップ坊ちゃまの。」
「フィリップ、早速、行くぞ。」
「はい。」
新墜落現場
「うわっ、フィリップと同じ姿をした大人もいる。」
「我々は、フィリップに頼まれてこの青き星へやって来ました。」
「そうか。」
「まずは、我々の居住スペースをご提供願います。」
「相分かった。そこを拠点に、この子がいつでも母星へいつでも帰れるようにしたまえ。」
「畏まりました。」
更に8年後
フィリップは16歳になった。
「もう立派な大人ね。」
「テントだけの集落がこんな立派な邸宅になって。」
「しかも、オール電化の生活になって。」
「これが、宇宙人たちの生活なんて驚きだよ。」
「土地を活かして、農耕、牧畜、挙句の果ては工場、発電所まで作るとはね。」
「取引も貨幣で行うなんて。他所の星はこんなに進んでいるなんて。」
「僕は、本当のパパとママに会いにロケット発着所から一度母星へ帰りますが、また戻って来ます。行き来が自在にできるのを確かめるためです。」
「そうかあ。」
「他の仲間たちは、この高度な技術・技能を全世界へ広めに行きます。」
「そうかあ。世界が便利になれは、良いに超したことはないなあ。」
「でも、皆受け入れてくれるのかね。」
「それは、やってみないと分からないよ。」
「クローバーボックスは、ここへ置いていきます。」
「そうかあ。さあ、行こうか。」
「はい。」
ロケット発着所
「パパ、ママ、ありがとう。」
「フィリップ、また帰って来てね。」
「はい。」
「フィリップはロケットに乗り込んだ。」
十数分後
「5...4...3...2...1。」
「ボン。」
「フィリップの乗ったロケットは発射した。」
現世へ戻って
「その後ウオンバット族は、世界各地で謎の文明をもたらしては母星へ帰るなどを繰り返していたのじゃ。定住しながらも行き来を自在に考えたのが6千年前、クローバーボックスを抱えて地球へ向かったのがあのフィリップなのじゃ。」
「フィリップさんってすごいね。」
「それで大
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ