総攻撃開始
2学期の高校生活
第35話 ウォンバット族の隠された秘密!
[8/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ください。」
「何。」
「あなた。」
「よし、直ちに向かうぞ。」
「はい。」
この騒ぎで、酋長以外のインディアンたちも問題の墜落現場へ複数人向かうのであった。
再び、墜落現場では
「アーアー、どうしたらいいんだろう。いくらあやしてもなかなか泣き止まない。」
「××、どうした。」
「しゅ、酋長。」
「この子ね。生存の赤子って。」
「酋長夫人は、その赤子を抱いてあやしたところ泣き止んだ。」
「お腹が空いているだろう。もう、子供たちを独立させた後だからな。誰か、同じ女性で乳を与えてくれないか。」
「私がやります。」
「オオッ、君は子育ての真っ最中だからな。頼んだぞ。」
「あなた、これからどうするの。」
「これはこれで、置いていくしかあるまい。この子が物覚えができるようになってから、これで飛んで来たことを知らせようではないか。それと、この謎の箱も一緒に持って行くぞ。」
「はい。」
その後全員、集落へ戻った。
数分後、酋長の家
「この箱の音を鳴らすと落ち着いて眠ったようじゃ。」
「あなた。この子を育ててみようよ。きっと、いろんなことが分かるかも知れないよ。」
「そうか。」
「あの、大きな固まりからこんなものが入っていたの。」
「これは、乳の形をした容器に絵を描いたペラペラなもの。」
「絵を見てると、乳の出る牛1頭生け捕りにして欲しいって。」
「何、この子は牛の乳を飲むのか。」
「そうらしいよ。」
「分かった。早速、集落の人たちに伝えよう。」
「ねえ、この子、何て名前を付ける。」
「フィリップってどうかな。」
「フィリップね。いい名前だわ。」
あれから3年
フィリップはもの作りに目覚めるようになった。
「フィリップ、何を作ってるの。」
「ラジオ。」
「ラジオって、宇宙から電波が届いていないかなあっと思ってね。」
「そうなの。元々住んでいる星へつなぎを取るのね。」
「そうだよ。」
ラジオ完成後
「フィリップ、本当に宇宙からの電波が届くのか。」
「ああっ、きっと届くよ。」
周波数を探っているうちに、何かの音を拾った。
「母星の宇宙ステーションからだ。」
「まあっ。」
「今度は、この宇宙ステーションへ交信できる通信機器を作ってみるよ。」
「なるほどね。」
更に2年後
「トランシーバーだ。」
「トランシーバー。」
「これで、母星の宇宙ステーションへ交信してみるよ。」
当時の宇宙ステーション
「君が青き星へ落下した当時の赤子かね。」
「はい。」
「不時着した集落を都市化したいんだ。何人か派遣してくれないか。」
「分か
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ