総攻撃開始
2学期の高校生活
第35話 ウォンバット族の隠された秘密!
[7/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ンファミリーの一族であるウオンバット族について話をするぞい。その前に、全世界が時間が停止したことを一早く発見できたのはなぜか、分かるか。」
「はい。」
「そこのメガネの少年。答えてみろ。」
「宇宙ステーションがある。」
「その通りじゃ。我が国スウィーツ王国は、彼らを住まわせてから母星との交信を行うべく宇宙ステーションを設けたのである。」
「シフォンって宇宙人なの。」
「実質はそうじゃ。シフォンの祖先がこの星に飛来したのは、今から約6千年前の話なんじゃ。当時のクローバーボックスを抱えて。」
「それで、当時のクローバーボックスがオーパーツ化しているワケ。」
「そうじゃ。現在、フレッシュメンバーが6人になったことで、もう1人分のデータ入力が必要となり、ナノ研究所と隣接する工場で製造を行っている最中じゃ。」
「そうですか。」
「じゃあ、今のクローバーボックスは。」
「25年前、最初のラビリンスとの戦いで必要となり、オーパーツ化からしたクローバーボックスからデータを収集し復元製造したものじゃ。現在はナノ研究所にある。」
「それから、リンクルンへ必要なデータファイル、アプリなどを送信して提供しているのね。」
「そうじゃ。では、経緯について話をするぞい。不時着した場所はアメリカ大陸じゃった。第一発見者は、そこで原始生活をしているインディアンじゃった。」
6000年前アメリカ大陸
「ビューーーーッ。ドォーーーーン。」
「アワワワワワワワ。」
「アワワワワワワワッ。」
「おい、何か落ちたぞ。」
「見てみるか。」
狩猟を行っている2人のインディアンが煙の上がった地点へ向かった。
墜落現場
「おい。なんだ。この丸っこい固まりは。」
「こんなものが空から飛んで来るなんて。」
「これは何だろう。」
「捻ってみるぞ。」
「クチャッ。」
「あ、開いたぞ。」
「うわっ。」
「生存者がいるぞ。おい、酋長をはじめ皆に知らせるんだ。」
「はい。」
インディアンの1人が酋長のいる集落へ向かった。
「この子、空から来たって。もしかして、宇宙人。あれ、奇妙な箱を持っている。何だろう。蓋を開けてみるか。」
現場に残ったインディアンの1人がクローバーボックスの蓋を開けた。
「何だ、この奇妙な模様は。オッ、横にレバーがある。回してみるか。」
クローバーボックスの音が鳴り始めた。
「何て音色だ。」
赤子が泣き始めた。
「オギャーオギャーオギャーオギャー。」
「おおっ、意識が回復したみたいだ。オオオッ、よしよし。」
酋長の家
「酋長。大変です。」
「どうした。」
「落下した物体に生存者がいます。どうか、一緒に現場へ来て
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ