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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
総攻撃開始
2学期の高校生活
第35話 ウォンバット族の隠された秘密!
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ンファミリーの一族であるウオンバット族について話をするぞい。その前に、全世界が時間が停止したことを一早く発見できたのはなぜか、分かるか。」
 「はい。」
 「そこのメガネの少年。答えてみろ。」
 「宇宙ステーションがある。」
 「その通りじゃ。我が国スウィーツ王国は、彼らを住まわせてから母星との交信を行うべく宇宙ステーションを設けたのである。」
 「シフォンって宇宙人なの。」
 「実質はそうじゃ。シフォンの祖先がこの星に飛来したのは、今から約6千年前の話なんじゃ。当時のクローバーボックスを抱えて。」
 「それで、当時のクローバーボックスがオーパーツ化しているワケ。」
 「そうじゃ。現在、フレッシュメンバーが6人になったことで、もう1人分のデータ入力が必要となり、ナノ研究所と隣接する工場で製造を行っている最中じゃ。」
 「そうですか。」
 「じゃあ、今のクローバーボックスは。」
 「25年前、最初のラビリンスとの戦いで必要となり、オーパーツ化からしたクローバーボックスからデータを収集し復元製造したものじゃ。現在はナノ研究所にある。」
 「それから、リンクルンへ必要なデータファイル、アプリなどを送信して提供しているのね。」
 「そうじゃ。では、経緯について話をするぞい。不時着した場所はアメリカ大陸じゃった。第一発見者は、そこで原始生活をしているインディアンじゃった。」

 6000年前アメリカ大陸

 「ビューーーーッ。ドォーーーーン。」
 「アワワワワワワワ。」
 「アワワワワワワワッ。」
 「おい、何か落ちたぞ。」
 「見てみるか。」
 狩猟を行っている2人のインディアンが煙の上がった地点へ向かった。

 墜落現場

 「おい。なんだ。この丸っこい固まりは。」
 「こんなものが空から飛んで来るなんて。」
 「これは何だろう。」
 「捻ってみるぞ。」
 「クチャッ。」
 「あ、開いたぞ。」
 「うわっ。」
 「生存者がいるぞ。おい、酋長をはじめ皆に知らせるんだ。」
 「はい。」
 インディアンの1人が酋長のいる集落へ向かった。
 「この子、空から来たって。もしかして、宇宙人。あれ、奇妙な箱を持っている。何だろう。蓋を開けてみるか。」
 現場に残ったインディアンの1人がクローバーボックスの蓋を開けた。
 「何だ、この奇妙な模様は。オッ、横にレバーがある。回してみるか。」
 クローバーボックスの音が鳴り始めた。
 「何て音色だ。」
 赤子が泣き始めた。
 「オギャーオギャーオギャーオギャー。」
 「おおっ、意識が回復したみたいだ。オオオッ、よしよし。」

 酋長の家

 「酋長。大変です。」
 「どうした。」
 「落下した物体に生存者がいます。どうか、一緒に現場へ来て
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