総攻撃開始
2学期の高校生活
第35話 ウォンバット族の隠された秘密!
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んだな。」
「はい。」
「出発してくれ。」
「はい。」
「バタン。」
「ウィーーーーン、パッ。」
「消えた。」
「これが、別次元の世界の乗り物なのか。」
「瞬間に行ってしまいましたね。」
「そうだ。」
すると。
「王様、大変です。スペイン軍がこの城へ近付いてきます。」
「よし、持ち場に付け。」
「ハッ。」
現世に戻って
「残念ながら、マヤ王国はこの戦い敗れてしまい、領地はスペインのものになってしまった。」
「その後、ウォンバット族はどうなったのでしょうか。」
「全員、スウィーツ王国の妖精になったのじゃよ。だから、今のショコラ、パフェ、シフォンが存在するのじゃ。じゃあ次、1524年以降のウォンバット族について話をするぞい。」
「はい。」
「スウィーツ王国へ移り住んだウォンバット族は、最初に行ったのは宇宙ステーションとの交信じゃった。だが、別次元世界へ行った影響もあって、これまでの機材では全く通用しなかった。まず、別次元と宇宙との交信を可能とする機材の開発から始まったのじゃ。」
「初めからやり直しなのね。」
「そうじゃ。それでも、数十年後に交信を可能にしたのじゃ。更に、宇宙ステーションへ行き来できるロケットと発射台も製造され。母星に帰還した者たちともコミュニケーションを取った。その後、再び、行き来が再開され、母星からやって来たウォンバット族も我が国に存在するようになった。」
「ねえ、長老。インフィニティってこの頃から開発されたの。」
「そうじゃ。宇宙開発をやっている民族じゃからの。まあ、初めのうちは、真空管の固まりのような大きなものじゃった。容量2GBしかなかった。それが、モノ作り技術が向上するに従って、精密でコンパクトなものになったのじゃよ。容量も8,16,64,256と、次第に大きくなり、幕末の頃にはTB(テラバイト)単位まで容量が上がったのじゃ。」
「すごーい。」
「これを可能にしたのも、小柄でいつも空を飛び回る妖精たちのおかげじゃ。」
「なるほど。」
「その妖精たちなら、人間では絶対に作れないモノが生まれるわね。」
「そうじゃ。更に、第2次世界大戦中には、無限大テラバイトに達成したのじゃよ。」
「すごい。」
「戦後は、更に精密小型化が進み、現在のUSBポートに合わせた端子を採用し、現在のパソコンに接続できるようにしたのじゃよ。」
「なるほど。」
「じゃが、現在のコンピュータが国際共通化を進ませるうちに、このメモリーを狙う者が現れた。」
「それがラビリンスね。」
「そうじゃ。」
「彼らは、わし等の技術提供によって、便利な世の中を築いたにも関わらず、それに反発する者たちがクーデターを起こし、国を乗っ取ったのじゃ。
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