虹の桜
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ツさんとハッピーを翼で生み出した風で吹き飛ばす
「うわ!」
「うお!」
ブリザードバーンはそのまま薬草の前に着地する。まさか独り占めする気か!?
「確かこういうのを一石二鳥とか棚ぼた、て言うんだな」
いつの間にか戦闘体勢に入っているグレイさんが言う。棚ぼたって何が?
「白いワイバーンの鱗は、結構高く売れるって知ってっか?」
なるほど!!だから棚ぼたか!!
「おーし!!薬草ついでにこいつの鱗全部剥ぎ取ってやんぞ!!」
「やったー!!ブリザードバーンの鱗いただくぞー!!」
「ここは私たちに任せて、ルーシィたちは下がってろ」
「あっ・・・」
「オイラも戦うよ!」
やる気満々の俺たち三人とエルザさんとハッピーも参加するようだ。
するとエルザさんは換装する。その鎧は水色っぽい色合いで、手には巨大な槍を持っている。
「私たちはあれの注意を引き付ける。その隙を伺って、ルーシィたちは薬草を採取するんだ」
「はい!」
「仕方ないわね」
「任せて〜」
「えぇ・・・なんか一番危険なポジションではないかと・・・」
「頼んだ!!」
「はい!やります!喜んで!!」
ルーシィさんがやりたくなさそうにしてたけどエルザさんの一睨みにビビってしまったようだ。ドンマイです、ルーシィさん・・・
「行くぞ!!ナツ!グレイ!シリル!」
「「「おうよ!!(はい!!)」」」
俺たちはブリザードバーンに向かって突っ込む。こいつの鱗で作ったお金で、ウェンディに何か買うぞ!!
「キャオオオオ」
「うわぁぁぁぁ!」
「ひゃぁぁぁぁ!」
「急いで急いで!」
「情けない声も出さないの!」
「バレないようにね〜!」
ウェンディとルーシィさんはブリザードバーンに見つからないようにハイハイ歩きで頑張っていた。
というかハッピー!!お前さっき戦うって言ってなかったか!?
「火竜の煌炎!!」
ナツさんが炎の球体を作りブリザードバーンに向かって投げ飛ばす。
しかしブリザードバーンはそれを翼で風を吹かせて跳ね返す。
「え!?」
「ナツさんの炎が!!」
「風圧で跳ね返された!?」
その跳ね返された炎の球体はウェンディたちの方に飛んでいく。ってあぶない!!
「水竜の咆哮!!」
その炎の球体を俺の水で消火する。あぶないあぶない・・・ウェンディたちがケガするところだった。
「ありがとうシリル!!」
「シリルありがとう!!」
「ほら、今のうちに!」
「急いで急いで!」
「また何か飛んで来るかもしれないよ〜」
ウェンディたちはまたまたハイハイ歩きを始める。
「アイスメイク、ソーサー!!」
グレイさんもブリザードバーンに攻撃するがそれも風圧で跳ね返
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